ソライア [2001]

ソライア [2001] ■ Solaia / Marchesi Antinori (赤)750ml ピエロ・アンティノリは、フィレンツェの「マルケージ・アンティノリ」社のダイナミックな経営者であり、トスカーナにおける近年のワイン・ルネサンスのリーダーでもあります。革新を期した彼の第一作にあたる「ティニャネッロ」は、現代イタリアにおいて最も影響力のあったワインであると見なされています。エノロジストのジャコモ・タキスとともにアンティノリは1975年に「ティニャネッロ」の枠組みを定め、サンジョベーゼにカベルネ・ソーヴィニヨンを焼く20%配すことにしたが、この革新的スタイルから啓発されてスーパータスカンという新手グループのワインが生まれたという訳です。「ティニャネッロ」は、アンティノリの有するサンタ・クリスティーナ農場にある広大な畑の名に因みます。そしてこの畑内に「ソライア」と呼ばれる一画があり、カベルネ・ソーヴィニヨンにサンジョベーゼとカベルネ・フランを配したワインの名前となりました。 近年「ソライア」は批評家と愛好家のなかで名声が高まり、マルケージ・アンティノリ社で産するワインの中でも最上視されています。ちなみに、アメリカのワインスペクテイター誌は「ソライア」を、2000年度「トップ100ワイン」の首位に位置付けました。アンティノリの製造責任者であるレンツォ・コタレッラは、ワインメーカーのマウリツィオ・アンジェレッティ、栽培主任のクラウディオ・ポントレモレージとともに「ソライア」を生産しています。カベルネとサンジョベーゼは、それぞれ別個に醗酵、熟成されてから混醸、ボトリングされます。若いうち、ルビーがかった深い深紅色を帯び、プケにはバニラ、熟したチェリー、ブラックベリー、シナモンその他のスパイス香りがあり、奥深く長大な風味が豊かで、顕著なしなやかさを有します。

販売店:WINEYA.COM

¥37,000 送料込
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