ピオ・チェーザレ“ラルトロ”シャルドネ [2010]Pio Cesare “L’Altro” Chardonnay

ピオ・チェーザレ“ラルトロ”シャルドネ [2010]Pio Cesare “L’Altro” Chardonnay Vintage2010年生産者ピオ・チェーザレ生産国イタリア/ピエモンテ品 種シャルドネ100%タイプ白/辛口内容量750ml「ピオ・チェーザレ」ピオ・チェーザレ社は、1881年、ピエモンテ地方のアルバに創立したワイン生産者です。創業者ピオ・チェーザレは、「量は少なくとも良い品質のワイン」をモットーとし、その志は4代目にあたるピオ・ボッファにまで受け継がれています。 ピオ・チェーザレ社はピエモンテ地方に30ヘクタールの自社畑を所有し、そこで収穫されたブドウから年間15000ケースのワインを造っています。同社の所有畑はセッラルンガ・ダルバとトレイゾにあり、前者にはバローロ・オルナートが、後者にはバルバレスコ・イル・ブリッコの単一畑が含まれています。また、ピオ・チェーザレの時代から120年にわたって契約を続けている栽培農家からのみブドウを購入し、年間10000ケースのドルチェット・ダルバやネッビオーロ・ダルバ、バルベーラ・ダルバの生産も行なっています。 伝統的な大樽による長期熟成から、バリックと呼ばれるオークの小樽へと変わってきたピエモンテ地方のワイン造りのなかで、ピオ・チェーザレは中道を進んでいる、と言って良いでしょう。新樽を多用した現代風の味わいは避け、ネッビオーロをはじめとするピエモンテ地方の品種特性を尊重しつつ、柔らかみのある味わいに仕上げています。  例えば、バローロ・オルナートやバルバレスコ・イル・ブリッコでは、全体の60パーセントをバリックで熟成させ、そのうちの3分の2が新樽です。また、スタンダードなバローロ、バルバレスコの場合、約30パーセントがバリックによる熟成で、新樽率は50パーセントです。《ピオ・チェーザレ ピオディレイ・シャルドネ・デッレ・ランゲ》輝きのあるやや黄色を帯びています。熟成させたフルーツを思わせます。フレッシュでいきいきとしていますが、骨格や複雑味もやや感じられ、バランスも良く余韻も長く感じられます。“L’Altro”とはイタリア語で“もう一つの”という意味で、高級クラスの“ピオディレイ”に対してこのワインはシャルドネの別の一面を見せています。いわば、“もう一つのシャルドネ”なのです。ステンレス・スティールタンク発酵のシャルドネに、同じ収穫後に新樽で発酵・熟成させたシャルドネを25%加えています。1981年にピオ・チェーザレ社では、トレイゾ村にある自分たちのエステート、古くからバルバレスコ用ネッビオーロ種のブドウを生産してきた単一畑にシャルドネ種のブドウを植えました。1985年以来、このシャルドネから数量限定の樫樽熟成の“ピオディレイ”と名付けたワインを生産しています。この“ピオディレイ”シャルドネの生産量は低く、一方、世界各国の消費者の皆様にもピオ・チェーザレ社のシャルドネを楽しんで頂きたいと願っていました。そして1993年9月に収穫したシャルドネの一部をステンレス・スティールタンクで発酵させることにし、よりフルーツ系の個性の生きた、新しいスタイルのシャルドネを造りだすことに成功しました。

販売店:マリアージュ・ド・ケイ

¥2,719 送料別
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