CHローデュックディーヴァン(d:vin) 2007AOCボルドー

CHローデュックディーヴァン(d:vin) 2007AOCボルドー ●10年目となるディーヴァンです。この2007年はカベルネ・ソーヴィニヨン20%、メルロー80%。樹齢は年々当然、古くなり、1.75haあり畑の中にはすでに死んでいる葡萄の木もあるので7000本位の葡萄の木です。1ha中に4300本の木しかありません。その畑の中にメルローが76%、カベルネ・ソーヴィ二ヨンが24%植わっています。収穫はまずはメルローから、40名の収穫者という大人数で一気に収穫します。そしてその後に何日かカベルネ・ソーヴィ二ヨンの熟成を待ちます。こうして収穫されたブドウの内約2割程、傷がついたモノや状態の良くないモノをはじきます。●2002年に50hlの大きなイノックスタンクを購入したので、発酵前に温度を低く3日間漬け込み、それから発酵を促します。温度コントロール出来るので基本的に自然発酵に任せますが、最高温度は28度以上にする事はありません。勿論補糖は一切しません。こうして発酵はおよそ3週間。うち75%でマロラクティック発酵を行い、100%フレンチオークの新樽を使用して13ヶ月樽熟成です。ボルドーとしては3000本と少ない生産量であります。卵で清澄したりせず、フィルター処理も行いません。アルコール度数12.48度とソフトなランディング、です。●と言うことで、早速・・・いつもの年に較べると樽のヴァニラっぽい感じが控え目。ボディも充実してるけれど、アルコール度数相当にスリム。リリースを遅らせたこともあり、以外にスマートで飲み頃なでき。これは九くぅっ〜、といけますね。●決して軽い訳じゃないけれど、ボルドーもこのくらいの方が最近は好み。メルロの幾分艶めかしいお肉的なところを、カベルネのプラム的酸味が上手く交わって、中量級の美味しさを発揮しています。・・・タンニンがまだ幾分強いけど、あまり変化の期待ができないので引っ張らない方がよろしいかと。飲み頃は今から2014年。値段も妥当な落ち着き具合を見せています。●ここはやはり子羊とかが良いんだろうなと思いつつ、そんなのレストランとか行かないと食べられないから、おうちでは脂の(決してサシではない)多めの牛ロース。シンプルに塩胡椒かな?それにつけても昔はレア大好き人間だったけど、最近はもっぱらウエルダン・・・・。歳を感じつつコメントしてます。(2010.05.25 いのまた)●抜栓してして暫くしたら、ますますスリムというかタイトな感じ。小粒ながらもちょっとフィネスみたいなモノを感じる。牛ステーキ食べたい・・・・。

販売店:Alcoholic Armadillo

¥3,990 送料別
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