【J.フェヴレ】メルキュレ メルキュレ・ラ・フランボワジエール(モノポール)[2005]【夏季クール代210円別途頂戴いたします】

【J.フェヴレ】メルキュレ メルキュレ・ラ・フランボワジエール(モノポール)[2005]【夏季クール代210円別途頂戴いたします】 近年人気のエリアにコート・シャロネーズがあるが、なかでもメルキュレはその高い酒質で注目を集めている。フェヴレ社はこの地に早くから目を向け、その質の向上に寄与するとともに畑も多く所有してきた。今日では60ヘクタール弱と、総面積650ヘクタールにおよぶメルキュレの10分の1を占めるまでになり、フェヴレ社はこのアペラシオン随一の大地主となっています。◆産地:フランス、コート・シャロネーズ◆ブドウ品種:ピノ・ノワール100%◆フェヴレの単独所有畑(モノポール)から生まれるイチゴやカシス、赤い花の香りのする飲みやすい赤ワインです。<<所有する面積は120ヘクタールに達するこの地方有数の大ドメーヌ>>初代ピエール・フェヴレにより、ニュイ=サン=ジョルジュの町に1825年設立。大恐慌の渦は遠くこのブルゴーニュ地方にも波及した際、当然ワインも売れなく、多くの農村は疲弊に喘ぎました。現当主エルワンの曽祖父にあたる4代目のジョルジュは、そんな窮状を打開しようと友人とさまざまなアイデアを実行に移し、1934年には、現在ブルゴーニュ地方で最大の親睦団体となっている、ラ・コンフレリー・デ・シュヴァリエ・デュ・タストヴァンの設立にこぎつけます。また村毎におこなわれていたサン=ヴァンサンの祝祭も各村の持ち回りとして一大イヴェントに仕立て上げるなど、今日に続くブルゴーニュの隆盛のもとを築きました。フェヴレ社はブルゴーニュ有数の大ドメーヌですが、自社畑産以外のぶどうでつくる、いわゆるネゴシアン・ワインは生産量全体の3割未満しかなく、逆に自社畑産のぶどうから生まれるドメーヌものが7割以上を占めています。畑においては、健全なぶどう樹の育成と安定した樹齢を保つための植え替えのローテーションを徹底、またテロワールを十全に引き出すため土壌の分析をおこない、そのもてる力をぶどう果に凝縮させるため、芽掻き、ヴァンダンジュ・ヴェールトなど収量の抑制に加え収穫の際の選果も徹底し、最初は畑で次には醸造所内で選果台を用いて、という具合に2段階で腐敗、未熟果を除去。発酵、熟成では長いマセラシオンによる多くの構成要素の抽出、加えて用いる新樽比率のアップ等々を図り、またコート・ドールのグラン・クリュ、プルミエ・クリュに関しては一切フィルターはかけずに樽から直接瓶詰め、という手法に替えました。その結果、今日のフェヴレ社が生むワインは、凝縮度を増しテロワール毎の異なりもよく反映したものとなり、より高い評価を受けるようになりました。最近も新たに購入したボーヌのモノポール、クロ・ド・レキュや貸し出していたジュヴレ・シャンベルタンのプルミエ・クリュ、クロ・デジザールの生産を開始と、常に変化を遂げているフェヴレ社です。

販売店:ワイン紀行

¥3,024 送料別
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