ドメーヌ・デュ・クロ・サロモンジヴリ1erCru ルージュ「クロ・サロモン」2006

ドメーヌ・デュ・クロ・サロモンジヴリ1erCru ルージュ「クロ・サロモン」2006 ●畑名とドメーヌ名が同じと言うまれな存在、と言う蘊蓄は置いといて、何となく・・ブショネを感じつつも、まさに程よい熟し方の果実味、整ったシルキータッチのタンニン、ソフトな、そして膨らみのある酸。バランスもたおやかさとフィネスを感じるクラシック調。コート・ドールならばクロ・デ・ランブレ的な位置づけかな?(あっ、確かここもほぼモノポール?)。タッチは柔らかいけれど中身は結構詰まってる。果実味は勿論赤系の果実味主体だけれど、何となくオレンジ・ビターなニュアンスもあり。(2010.05.05 いのまた)●昔からこうやってました〜!と言うシンプル且つ丁寧な作りからの味わい。その辺りの落ち着きを感じつつグラスで膨らむ要素のおもしろさ。味わいに心底からのおもてなしを感じるな。・・・2日目となると・・幾分落ち気味。酸が立ってきて軽いブショネが引き立っちまう。その一方で香りは甘くシロップ系に。●↑と、書いているように試飲したボトルは微かなブショネ。テイスティングの範囲では問題ないと言うことでそのまま、コメントしてみました。同じ「ブルゴーニュの一級」でもコート・ドールの一級と確かにキャラは軽いけど品質的には同じなんだけど、悲しいかなシャローネーズな価格差とか、何となく飲んでいてぶれない所がランブレ(最近の)とかガローデおじさんとかに通じる部分があるなとか、改めてインポーターさんの資料見てビオで天然酵母なんだけど、丁寧に纏めているところとか・・・かなりオススメ度の高い一本です。●ついでに畑の説明・・。シャロネーズは複雑な断層地帯だから、畑の個性はある意味コート・ドールよりもバリエーションに飛んでいるわけですが、このクロ・サロモンはこの畑だけと言うカルクソル土壌というのが在ります(全体の80%)。で感じたとおりに「フレッシュな柑橘系のニュアンス(alarの場合はビターズだったけど・・)」が特徴のようです。こうした特長を活かすために高低差80m(標高200〜280m)の畑を8つの区画に別けて収穫・醸造。それぞれを別のキュベとして作り、最後瓶詰めの段階で調整しながらル・カパージュ・デュ・ヴァンとなります。

販売店:Alcoholic Armadillo

¥4,200 送料別
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