シャソルネイ サン・ロマン・ルージュ・スウ・ロシュ[2007]

シャソルネイ サン・ロマン・ルージュ・スウ・ロシュ[2007] とてもとてもきれいでナチュラルな赤黒果実香。 そしてもちろん必殺梅きのこ香もしっかり。 このワインも徹底的にジューシー、かつしなやかな 液体で、味わいとうま味がキュッと集中している。 今は味が少しおとなしい時期だが1〜2年ほど 待てばクッキリと美しい画を描くだろう。 にしてもこのワインも07で、村名クラスで、サン・ ロマンだ。フレデリック・コサールの豊かな 才能を改めて実感する。 今飲んで89+ ポテンシャル90+ 飲み頃予想 2011〜2022 リアルワインガイド26号ブルゴーニュ地方、サンロマン村に1996年に始めたドメーヌ・ド・シャソルネィブルゴーニュでは数少ない無農薬、最初はバイオダイナミックを実践しており最近ではビオスティムリーという農法に1部切り替えました。フレデリック・コサール氏が30代で立ち上げたドメーヌも今年で13年目を迎えました。ブルゴーニュのシンデレラ街道のようですが、ラッキーではなく本当に実力でここまで釆たのです。その彼ももう44歳、男性としてますます仕事が円熟期に入ってきました。それは十分に味わいに反映され、ワインの質も安定し、ヴィンテージに関係なく向上し続けています。これも全て彼がいつまでも現場を離れずしっかりと畑を守っているからです。フレドリック・コサー氏自身は以前はニュイ・サン・ジョルジュのネゴシアンで長い間働いていていました。ワイン造りに大きな情熱を持っていた氏は以前から自分の手で小さ<ても栽培から醸造まで手がけたいと思い続け、96年に念願の夢が叶い少量でも自分の信じている方法を実行したく、栽培方法・収穫方法・醸造方法まで自己流、100%本人のみが携わると言う非常に拘った造り主です。白ワインも赤ワインも100%新樽を用い、それぞれのポテンシャルの中で可能な限り樽で熟成するという、徹底ぶりです。今では行っている人は少なくなりましたが、土を耕すのもヴァイオのカレンダーに忠実に馬を用いて行います。非常に非常に大変な労働です。1年中のほとんどを畑の中でブドウを守りながら働いております。収穫は当然全て手で行いますが、上の部分と下の部分は糖度が乗らないブドウは惜しげも泣く捨て、本当に美味しい熟したブドウのみ選んで籠に入れていきます。足踏みで潰しながら破砕し、発酵は天然酵母で−切補糖は行ないません。勿論彼の大嫌いな二酸化硫黄は一切使用しません。全て同じ村のサン・ロマン村で作られた焼きを指定した新樽で熟成、フィルターは基本的に行いません。ますます入手不可能となってきた注目株、彼のパワーがそのまま味わいになっているのはワインの神秘としか言いようが有りません。さて2006年ヴィンテージですが、またまた文句無しの出来栄えです! 赤も白もドメーヌもの、ネゴシアンものといくつも増え、急にラインアップが大充実しかシャソルネイ。 07年も品質は素晴らしい。というか、冷静かつ客観的に07シャソルネイの全ワインの評価点を見吐してみると、 どのワインもそのクラスにおける点数相場からすれば圧倒的に高得点となっている。 これは実はとんでもないことではないか。 もう自分自身がシャソルネイの品質の高さに慣れすぎてしまったため、別に今回の07年も特異な ケースでもなんでもなく、極普通のことと錯党してしまっているようだ、ともかくフレデリック・コサールの 才能と努力には脱帽するしかない。 ワイン達は皆ジューシーで味わいバランスが良く、改めて07年としては快心の出来だ。 ヴィンテージの負など令く関係ないといったフレデリック節が灯裂している。 なお、残念なことにここのフラッグシップのN・S・G・クロ・デ・ザルジリエールは、 08年が最終ヴィンテージとなるようだ。 リアルワインガイド26号 シャソルネイ・デュ・シュッド シヤソルネイのフレデリック・コサール氏がミネルヴォワの地で造り出す、見事な旨安ワインたち。 4年目となる08年も、ワインの骨格と果実のボリュームが、これしかない!というドンピシヤな具合で、 この品質でこの価格とは、もうミネルヴォワには足を向けて寝られないってくらい。  見た目の濃さに一瞬おののくものの、飲み口は優しくジューシーで、自然派はこうでなくっちゃね、 という穏やかさ。今すでにバランス心抜群のSG、華やかで女性的な曲線を持つS、 デザートのような風味と垢抜けなさがなんとも魅力なG それぞれが個性をアピールしているので、 飲み比べも楽しいと思う、ただ、SとGは今はタンニンが目立つので、 1年ほど待つべし。 あっ、ちなみにこの08年からインポーターが変わっています。 リアルワインガイド27号

販売店:ワインマルシェまるやま

¥5,481 送料別
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