サン・ジャック リュリー 1erラ・フォッスルージュ[2005]

サン・ジャック リュリー 1erラ・フォッスルージュ[2005] 透明感のある赤紫色で、しっかりとチェリー、木いちごなど赤系果実の香りがあります。時間とともに腐葉土、ミネラル、紅茶、きのこ、そして、やや動物的で、やや熟成を感じさせる香りが前面に出てきます。複雑ないい香りです。味わいには、まだ果実味がありますが、あまり甘みを感じない、強い酒質のピノ・ノワールといった印象。グレートヴィンテージ2005、まだ酸もタンニンの収斂製も強く残ります。まだまだ熟成に時間がかかるのでしょうか?改めてポテンシャルの高さを感じさせてくれるワインです。ワインマルシェまるやま 鈴木 今飲んで87 ポテンシャル88+過去最高の出来栄え!年産4000本の稀少品!1908年に植えられた古木から生まれる一級品!プルミエ・クリュとしてはかねりのコストパフォーマンス        世界遺産にも登録される道の前にある造り手、ドメーヌ・サン・ジャック。その名前の由来は世界遺産サンチャゴ(サンジャック)・デ・コンポステーラへ続く巡礼の道で、当時の宿場として栄えた場所からきています。そしてドメーヌ自体も13世紀に建てられたものでセラーは中央を柱で支えた丸天井になっています。また18世紀に建てられた醸造所には当時の古い圧搾機がまだ備え付けられています。そんな由緒ある造り手、サン・ジャックは現オーナーの父親が1955年に手に入れました。しかし父が引退後に畑は他の生産者に賃貸に出され、彼らの手から離れます。しかし現オーナーのクリストフ・グランムージャンが1991年にその契約が切れるのを契機にドメーヌを自分のものとし復活。しかし彼はすぐにはワインを造らず、畑を自然な状態に戻すために9年という歳月をかけ手をいれて最高の状態に戻しました。2000年がファーストリリースです。彼が所有する畑はなんと樹齢が99年にもなる古木になります。他の生産者にはまねできない非常に濃厚かつ複雑なワインを生み出しています。また全ての畑を有機栽培にて栽培しており、『有機栽培を行い完璧なワインに仕上がった』クリストフ氏はいいます。今後、正式に有機栽培の認定を受ける予定です。グランムージャン氏は、知り合いのワイン生産者がワイン造りを辞めてしまうため、使わなくなるシャルドネの畑を譲り受けました。中でも最も日当たりがよく高台にある区画のみをもらい、ドメーヌとして始めて村名ワインを造りました。

販売店:ワインマルシェまるやま

¥3,129 送料別
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