ラルロ コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ・クロ・デュ・シャポー[2008]750ml

ラルロ コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ・クロ・デュ・シャポー[2008]750ml 香りをひと嗅ぎした瞬間、08年ラルロの成功とこのワインの 品質の高さが分かる。美しく澄んでナチュラルな黒 赤果実香とラルロ特有の温かい大地香。 きのこもしっかりある。味は甘ほろ苦く、とてもミネラリー。 08年なのに酸度はやや低めと思える果実の成熟度。 またもこのワインはこのクラスとしてのブルゴーニュワインの トップクラスの品質となっている。 今飲んで89+ ポテンシャル90 飲みごろ予想  今〜2022 リアルワインガイド31号ドメーヌ・ド・ラルロは、ネゴシアンのジュール・ブランが所有していた畑を大手保険会社が買い取り、ドメーヌ・デゥジャックで共に仕事をしていたジャン・ピエール・ド・スメを支配人として迎え、スタートした生産者です。ドメーヌ・ド・ラルロでは15年ほど前からビオディナミ農法によるぶどう栽培を模索し始め、1999年に所有畑の一部1.5ヘクタールからスタートさせました。そして2000年に3ヘクタール、2001年に6ヘクタール、2002年には10ヘクタールと着実にビオディナミ農法での栽培畑を増やし、2003年産からは全ての畑においてビオディナミ農法によるぶどう栽培をおこなっています。ぶどうは収穫時に選別され、更に収穫後にも選別されます。ぶどうは収穫後除梗されず、破砕もされません。ぶどうを醗酵前に浸漬させ3週間以上醗酵させます。ピジャージュは足で1日に3回おこなっています。醗酵槽から樽にワインを移すときには重力を利用します。ポンプを使うとワインに負担をかけるためです。下から上へ移動させる際には窒素を用います。その後、軽く澱引きをして、樽熟成の後、フィルターをかけず瓶詰します。樽熟成に使用する樽は自社で原料のアリエ産の木を購入し、2年以上乾燥させて、使用しています。(輸入元資料より)   ともかくここは試飲前からもう絶対に良いワインに仕上がっていることは分かっているが、 どういうスタイルなのか、どれほどの品質に仕上がっているのか興味津々。 果たして1本目のクロ・デュ・シャポーからしていい。例年通り、このワインは史上最強のC・D・N・Vとマジに思う。ラルロ特有のヴァン・ナチュール香が優しくほっこりど香り、しかし米実妹や酸、ミネラルはとても鮮明、そして上位の牛ユヴエに進むに従って、複雑性と深みがどんどん増していく。全体的に07年より少し強いかな という印象で、ソフトで即美味しい07年と、やや熟成の必要な08年という対比だ。なお、二この08年は06に似ている。いずれにしろラルロは、N・S・Gにおいてロベール・シュヴイヨン、レシュノーと並ぶ、もしくはスタイ ルを考慮すると最高のドメーヌだ。また、全ブルゴーニュにおいても現在明らかにトッポドメーヌのひとつと 完全に言える。それがそう高くない値段で買えるのだ。なんという幸せか。 リアルワインガイド31号

販売店:ワインマルシェまるやま

¥4,504 送料別
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