ルー・デュモン ブルゴーニュ・ブラン・キュヴェ・ファミーユ[2008]

ルー・デュモン ブルゴーニュ・ブラン・キュヴェ・ファミーユ[2008] 2008年ヴィンテージのみ造られた限定作品です。「ルー・デュモンを創業してから丸10年が経ちました。ひとつの区切りとして、ここまで一緒に頑張ってくれた家内と、家族のみんなに感謝の気持ちを捧げたいと思い」、「キュヴェ・ファミーユ」=「家族のキュヴェ」と命名されました。ラベルの絵は、今年9歳になる長女のレアちゃんが学校で描いた、奥様のジェ・ファさんです。ワインは、「カリテ・フランス」の認証を受けたビオロジー(有機)栽培ぶどう100%で造られた、秀逸なAOCヴィレ・クレッセを格下げしたもので、仲田さんが特別感謝価格で提案してくれるものです。平均樹齢30年。収穫量45hl/ha。天然酵母のみで発酵。ステンレスタンクで17ヶ月間熟成。 ムルソーつぽいニュアンスを持ったノーマルACブルとは 全ての面で異なる仕上かり。香り・味ともにとにかく純白で 無着色な印象。大地から吸い上げたミネラル分と本来の酸味、 それらをワインに閉じ込めました!的な味で、樽のニュアンス や油っぽさはほとんどしない。やや幼さの隠せない酸味と 果実味の為高評価とは至らなかったものの、 数年後のVTでは自然派のトップキュヴエが放つ果汁の 気高さ、エネルギーがほとばしるような ワインに成長するものと期待したい。 今飲んで87+ ポテンシャル88 飲みごろ予想  今〜202 リアルワインガイド33号仲田晃司。大学生時代にアルバイト先のフレンチレストランでワインに出会い、「いつか自分の手でワインを造ってみたい」という夢を抱いた青年は、1995年、頼るつてもなく単身渡仏。フランス語の勉強をしながら各地の醸造家の門を叩いて修行を重ね、2000年7月7日、ブルゴーニュの地にルー・デュモンを設立しました。 仲田さんのワイン造りを特徴付けているのは、まさしく日本人職人的と言うべき、周りがあきれるほど細部まで徹底的にこだわる仕事への執念です。仕込むワインのテロワールや個性を研究し尽くした上で、樽の選定眼や熟成方法を駆使してワインを磨き上げます。 2003年5月、在りし日のアンリ・ジャイエ翁より「自分自身のアイデンティティをワインに表現せよ」との薫陶を受け、「日本人であるということ」「自然と人間に対する真摯な尊敬の念」の象徴として、「天・地・人」が生まれました。 「ワインを通じてアジアの架け橋になれればと願っています」という仲田さん。現在ルー・デュモンのワインは、日本、韓国、台湾、中国、香港、シンガポールといったアジア諸国を中心に販売されています。 後で登場するミシェル・グロやブリューレ・ロック同様、ご存知仲田兄司氏のルー・デュモンはビン詰め 時期が遅め。よってサンプルを編集部に送っていただき、木誌での通常の複数人による テイスティングとなる。07年はいつもよりビン詰め時期が早かったため現地試飲が出来たが、その結果初リリースとなった ボンヌ・マールとアムルーズは試飲出来ず、やっと今回本誌初登場となる。 どんなヴィンテージでも安定しているルー・デュモンの08年は例年に比ベエレガントなワインが多い。 これはヴィンテージの特性が酒質に現れたもので、 液体は薄めで美しい酸を持ち、ジューシーでみずみずしく、とても美味しい。 例年力でグイグイ押してくるようなコルトンですら優しいスタイルなのだ、そして、やはり本誌初登場となる 先の2アイテムは見事な仕上がり。加えて08年に仲田氏は2つのビオワインを仕込んだ。ジュヴシャン・キュヴェ・ナチュールと ACブルの白、キュヴェ・ファミーユだ。これはメソン設立10周年を記念して造ったもの。 リアルワインガイド33号

販売店:ワインマルシェまるやま

¥2,352 送料別
???
このジャンルのトップへ戻る