ゲヴュルツトラミネール/モスカテル[2009](カサ・ベナサル)

ゲヴュルツトラミネール/モスカテル[2009](カサ・ベナサル) ■バレンシアで最も恵まれた地域の1つ南部クラリアノに2004年に設立された、まだ歴史の浅いワイナリーです。もとは母親が何十年も前からワイン造りを行なっていました。畑には、ワイン生産者だった祖父が約60年前にドイツの友人から譲り受けたゲヴュルツトラミネールが植わっていて、かつては母がこのゲビュルツで「Oro de Rhin(ラインの金)」というワインを造っていたそうで、そのワインは父親のお気に入りだったようです。ゲヴュルツトラミネールと聞いてすぐに思い浮かぶのは、ドイツ&アルザスでスペインのゲビュルツ主体のワインを飲むのは、もしかしたら私も始めての経験だったような気がします。ゲヴュルツトラミネール60%、モスカテル40%。オレンジやグレープフルーツ、華やかな香りや桃やアーモンドを想わせ、すっきり爽やかというよりはもう少し中盤にボリュームを持たせた感じ。それでいてゲヴュルツがもつ透明感は失われず、酸味と厚みのバランスが絶妙な白ワインなのです。葡萄の栽培も有機的な試みがされているようで、若いワインですが全体的に優しさも感じます。 実は以前、当店の担当者であった女性が「現地で見つけた自信の1本」と知ったのはテイスティング後でした。

販売店:尾張一宮・河野酒店

¥1,155 送料別
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