エル・トランジスター[2008]/テルモ・ロドリゲス

エル・トランジスター[2008]/テルモ・ロドリゲス 【白】【スペイン】【DOルエダ】【品種:ヴェルデホ】【土壌:目の粗い砂利と石灰岩】【アルコール度数:12.5%】大きさの異なる大樽と小樽、およびセメントタンクで発酵。熟成9ヶ月。─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─1996年よりルエダにおいてBasaを造り続けているが、この場所でさらに深く、よりエネルギーを注ぐべきだと感じた。それは必然的に今はすでに失われてしまったルエダの伝統に立ち返り、かつてこの地で脈々と行われていた栽培を再発見することであり、そのためにルエダという土地の本質を表現するにふさわしい畑を探し続けていた。そして、ついに探し求めていた株仕立てのヴェルデホの古木に出会うことができた。このすばらしいスペインの伝統的品種であるヴェルデホを完璧に表現するために醸造においては技術よりも、いかにルエダという土地の個性を引き出すかが重要だった。その結果としてワインはすばらしい複雑性を備えた真に本質的なものとなった。─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─                 − テルモ氏のコメントより −■————————————■ なぜ 『エル・トランジスター』?■————————————■表ラベルに描かれた「ラジオが流れる畑」のイラスト。そして裏ラベルには「イノシシ」。この土地では夜、野生のイノシシに畑を荒らされることがしばしばあり、「エル・トランジスター」という名前は、おだやかにイノシシを撃退するために夜中に畑でラジオを流し続けることに由来しているそうです♪□■□■□ その味わいは… □■□■□輝きのある淡いレモンイエロー。みかんの花や柑橘系の若葉の香り、ハーブの香りがふわりと広がります。余韻に花崗岩や火打石のようなニュアンスが感じられ、おだやかな樽の風味が加わります。すっきりした中にふくらみのあるこの白ワインは天ぷらなど和食にもぴったり♪とがっていない柑橘系のすっきりした酸味にミネラルからくる旨味がじんわり長く続き、思わず笑顔がこぼれる白ワインです (*^-^*)TELMO RODRIGUEZ テルモ・ロドリゲス  テルモ・ロドリゲスは、リオハにあるレメリュリで父とともにワイン造りをして いましたが、意見の違いから自分自身でワインを造る道へと進みました。  このとき彼が目をつけたのが、スペイン中で忘れ去られ放っておかれた ブドウの古樹。  そして、それを買い取るのではなく、古樹の畑の所有者に協力を求め、 醸造・熟成の設備を持ち込んでワイン造りをするというユニークな方法。 つまり、借り物の畑でワインを造るというわけです。  この最大のメリットは、全国どこでも、これだ!と思う最上の畑を見つ け出したときに、すぐにワイン造りにとりかかることができるということ。  テルモは1990年代後半に入って、次々とこの方法でスペイン中の色んな 地域でワイン造りに着手しました。  現在手がけているのは本拠地リオハ、トロ、リベラ・デル・ドュエロ、ルエダ、 マラガ、ナヴェーラ、そしてポルトガルなど。  モチロン畑の所有者の方にも新しい技術や高品質のワインを造ることに 意識の高い人々がいて、これらのワインは丁寧に守られた畑と古樹、 そしてテルモの技術が生み出した共同制作といえます。  現在も精力的に新しいワイン作りに挑み続けるテルモ・ロドリゲス。  彼のワインを飲めば新しいスペインワインの世界が広がるに違いなしです!

販売店:金沢マル源酒店

¥2,772 送料別
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