【アンリ・ボノー】レ・ローリエ[NV] ヴァン・ド・ターブル

【アンリ・ボノー】レ・ローリエ[NV] ヴァン・ド・ターブル グルナッシュ80%、サンソー20%のキュヴェ。葡萄はアルデシュ近郊でとれたもの。グルナッシュの比率は通常のシャトーヌフと同じですね。サンソーを加えたことで早く飲めるワインに仕上げたのでしょうか。醸造はシャトーヌフ・デュ・パプと寸分違わぬやり方で造りあげています。<テイスティングしました♪12/8>アンリ・ボノーのワインをテイスティングで開けられる日が来るなんて夢のようです。グルナッシュの深い香りはまさにボノーのスタイルがそのまま反映されています。ついたばかりですので香りの立ち上がりはやや鈍いですが、プロヴァンスのハーブや蜜蝋、そしてカシス系の香りそして、ブラックチェリーやプラムなど様々な香りの要素が華を近づける度に違った表情を見せてくれます。グラスに注いで10分間は香りばかり嗅いでいました(^_^;)だんだん開き始めて、チョコレートやアプリコットなどの甘い香りが加わります。味わいは一言で言えばエレガント。タンニンはまだややざらつく粒子の大きさを感じますが、このタンニンは絶対に甘さに変わる資質を持ったもの。恐らく3年もすれば素晴らしいワインに大化けするでしょう。なんと言っても素晴らしいのは、ワインの持つ気品。ボノーはローヌにしてエレガントさを表現できうる希有な生産者の大御所ですが、その実力は遺憾なく反映され、口の中でタンニンが治まった後のミネラル感と旨味はローヌワインと言うよりブルゴーニュを連想させます。本当にナチュラルなワインです。喉の奥に残るヨード的旨味が小悪魔的ですらあります。抜栓後30分もすると最初感じたざらつくタンニンもまさにシルクの様!驚くほどの変化です。チョットやばいです。クラクラするほど美味い・・・。「美味い」という言葉は単なる記号でしかありませんが、その記号に生命を吹き込む事の出来るワインと言ってもいいでしょう。アンリ・ボノーのワインは今まで何度となく飲んで来ましたが、正直飲み頃が難しく素直に美味いと思えるワインに出会えたのは数えるほどしかありません。しかし、その感動的な美味さ(アンリ・ボノーの実力)をこのワインからは素直に感じることができます。こんなワインを造ってくれてアンリ・ボノー本当にありがとう!グルナッシュは南仏のピノ・ノワールだと言われますが、その意味はこのワインを飲んでいただければ判って貰えると思います。有名ブルゴーニュ生産者の一級ワインを買うより、このワインを飲んで貰った方が数段感動の度合いは大きいでしょう!是非買えるだけ買ってください。飲んでもらえばきっととしぞおに感謝すると思いますよ!恐らくこの値段でご案内できるのは今回が最後だと思います。海外の業者もこのワインを飲んだら絶対に価格上げてきますわ(笑)

販売店:優心美酒SHIMURA

¥4,095 送料別
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