プピーユ 2006 

プピーユ 2006  産地:フランス・ボルドー・コート・ド・カスティヨン生産者:プピーユ品種:メルロサンテミリオンの東隣、コート・ド・カスティヨンにあるプピーユは1989が初リリース。メルロの栽培に適した南向きの日当たり絶好の立地に育った樹齢40年以上の葡萄を完熟、手摘み、天然酵母による発酵、18ヶ月のフレンチ・オーク樽での樽熟。 果実味豊かで芳醇、バランス良くソフトでしなやかな魅惑のワイン。専門家達のブラインド・コンテストにて最後までペトリュスと張り合い、世間を騒がせたワイン。海外での豊富な経験も持つカリーユ氏が一族のシャトーを大きく向上させています。 新樽を70%、1年樽を30%使って36ヶ月熟成 40,000本生産1990年代中頃から突如注目を集めるようになったプピーユ。 その「濃く、絹のように滑らかなワイン」が品評会でも話題となり、専門家によるブラインド・コンテストで最後まで『シャトー・ペトリュス』と張り合った、というエピソードは既にご存知のとおり。 「カリーユ」家は、サン・テミリオンを拠点に、1790年には既にワイン造りを始めていました。 フィリップは父方と母方両方のシャトーを受け継ぎ、現在3つのシャトーの運営をしているオーナー醸造家。 ウノローグ(醸造士)でもある彼は、若い時からその能力を発揮、海外各地のワイナリーで醸造技術者として請われ活躍してきました。 シャトーは、カスティヨンの北西に位置し、サン・テミリオンから尾根がつながっている丘陵地帯の一角にブドウ畑があります。 岩盤はサン・テミリオンからつながった石灰層、その上を粘土層が覆っており、地質学的にはサン・テミリオンと同じ土壌になります。そうしたプピーユの畑には、メルロ種が見事にマッチします。 フィリップが引き継いでから、ワインの品質・味わいは大きく向上。 より自然な栽培方法、より厳格な収穫時の選別、樽熟成中に澱とワインが均一に接触する為の「回転式樽ラック」の導入など不断の改革を進め、年々その品質を向上させ、「より優しく深い味わい」へと発展しています 。 また、「高品質なワインを生み出すためには栽培は自然でなければならない」と考える彼は、ほとんど有機といっても良い栽培方法(リュット・レゾネ)を採っており、2007年ヴィンテージより正式に有機栽培の認証を取得する予定。 彼は2004年から有機栽培に移行しているのだけれど、周囲の生産者にも説得して有機栽培に移行してもらったそうです(熱く語る姿が見えます)。 そして彼には夢があって、それは、コート・ド・カスティヨン全ての300のシャトーが有機栽培になるように呼びかけ、「1アペラシオン全てが有機栽培という、今までにない事を実現すること」なんだそうです。今はまだ「そんな夢を語っても、『何を言っているんだ。』と思われることも多いけど、がんばっていきたい」と語っていました。

販売店:葡萄畑 ココス

¥3,360 送料別
???
このジャンルのトップへ戻る