ドメーヌ・マルク・テンペ・ゲヴュルツトラミネール・グラン・クリュ・マンブルグ・セレクション・グラン・ノーブル500ml[1998]貴腐ピノノワールで造られた貴重な白!?

ドメーヌ・マルク・テンペ・ゲヴュルツトラミネール・グラン・クリュ・マンブルグ・セレクション・グラン・ノーブル500ml[1998]貴腐ピノノワールで造られた貴重な白!? ドメーヌ・マルク・テンペ ・ゲヴュルツトラミネール・ グラン・クリュ・マンブルグ・セレクション・ グラン・ノーブル500ml[1998] 産地 フランス/アルザス地方 格付け グラン・クリュ タイプ 白/極甘口 使用品種 ゲヴュルツトラミネール 容量 500ml セレクション・グラン・ノーブル=特に素晴らしい葡萄を一粒一粒選りすぐり造った極上の逸品。 「贅沢なデザートワインが飲みたい!」、そんなときにぜひどうぞ。※写真ではラベルに“S”が描かれていますが、実際にお届けするものはSではありません。あらかじめご了承ください。アルザスのトップクラス生産者 マルク・テンペが造る南仏ワイン!! ドメーヌ・マルク・テンペ ●ドメーヌ・マルク・テンペ 《ドメーヌ・マルク・テンペ》のテンペさんは、本人自身は「若き生産者」と謙遜していますが、すでに国際的な評価が確立しているビオ・ディナミの生産者で、若手からも信頼されています。INAOで11年間技術者を務め、大手ネゴシアンで醸造に関わるなど経験も豊富です。 【INAO】…Institut National des Appellations d'Origine(アンスティテュ・ナシオナル・デザペラシオン・ドリジーヌ)の略。原産地呼称統制委員会のこと。AOCを管理しています。 【ネゴシアン】…ワイン商のこと。自らは葡萄を栽培せず、葡萄園からワインを集めて、独自にブレンドし、瓶詰めや出荷を行う。ドミニク・ローランが有名。 アルザスの中心部から7kmほど進んだ所にある、南西向きの畑が《ドメーヌ・マルク・テンペ》の所有するツェレンベルグです。標高220m、粘土石灰土壌をベースに、花崗岩や黄色みを帯びた石灰の混じるツェレンベルグの土壌は、あらゆる葡萄品種と相性がよくて、親しみやすい味わいを生み出します。 テンペさんの畑の土からは、なんともいえない深い土の香りが漂います。雑草も元気に生い茂って、葡萄の樹の根元には直径1cm弱のミミズの穴がポコポコ。ビオ・ディナミに本格的に取り組む彼は、化学肥料や農薬を一切使わず、芽かきによる収量制限や夏季剪定も行ないません。 ビオ・ディナミに取り組む理由は簡単! 「うまいワインを造りたい。だからビオディナミなんだよ」 ●ビオディナミ[Bio Dynamiques]って? ビオロジー[Biology]という製法にくわえ、占星術(天体運行)の考えを取り入れた製法のことです。重力と浮力、潮の満ち引き、地球と他の惑星との位置関係などを考慮しながらワインを造ります。肥料には、なんと「水晶の粉」や「牛の角」などが使われます。人為的で人工的なテクノロジーに頼るのではなく、地球本来の力をまるごと活かそうとする製法です。 「葡萄の樹も人間と一緒で記憶を持っているんだよ」 これはテンペさんの持論です。芽かきや伸びようとする緑の葉を切り取ってしまうと、葡萄の樹が「切り取られた」というショックを記憶し、それを治すのに無駄なエネルギーを使ってしまう。だから葡萄の樹が環境に合わせて自分の力でうまいこと育っていくのを助ける以外は何もしないそうです。ビオ・ディナミ農法特有のプレパラシオンと呼ばれる牛糞などで造られた肥料を与えて土壌の活性化させ、葡萄の成長を助けています。 「おいしい畑はかたつむりだって知ってるんだよね!」 これもテンペさんの言葉です。そんなテンペさんの畑は、植物が気持ちよさそうに生えているのでひと目でわかります。よく見ると樹の根元には太ったエスカルゴ(かたつむり)が元気に這いまわっていて、化学肥料を使った近くの畑と比べて生き物の数や大きさが明らかに違うのには驚かされます。「カタツムリは葡萄の葉っぱを食べるから害虫なんだけど、僕だってお腹がすいたらごはんを食べるから仕方がないよね〜」。テンペさんは、地球にもカタツムリにもやさしい人なんです。 アルザスは意外に暑いという真実 アルザスはドイツとの国境に接していて涼しいところだと思ってましたが、日照量が多く、意外にも暑い場所だそうです。実は南仏のスペイン国境に近いペルピニャンというエリアに次いで日照量の多い地域なんだとか。 テンペさんの持っている南向きのグラン・クリュ“マンブルグ”の畑は、「畑で目玉焼きが焼けるほど暑い!」とか。テンペさんは「牛も働けやしないよ〜」なんて冗談っぽく言いますが、実際に夏場は午前中しか作業できないほど暑いようです。 てんとう虫が生きて出てこれる優しいプレス 太陽の光をいっぱいに浴びて、糖度が充分にのったリースリングは9月に手摘みで収穫します。そして、房、茎をつけたままやさしく、最長で6時間かけてプレス。葡萄の実を茎からもいでしまうと、その部分から酸化がはじまり、より多くの酸化防止剤が必要になります。テンペさんは酸化防止剤の量を少なく抑えたいので、空気圧で圧搾するプレス機でやさしくプレスします。「葡萄にくっついたてんとう虫が生きたまま出てこられるくらい、優しいプレスなんだよ」。テンペさんの自慢です。 「酵母もテロワールの一部」 − 地付きの天然酵母使用 テンペさんは「酵母もテロワールの一部」だと考えているので、酵母も地付きの天然酵母を使っています。もちろん補糖もしないし、培養酵母なども加えません。まさに自然のまんま。パッションフルーツみたいな華やかな香りと深みのある味わいが特徴のリースリングからは、温かくて真面目で、ほんの少し茶目っ気のあるテンペさんの人柄が伝わってくるようです。

販売店:AUTHORITY style

¥8,980 送料別
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