【6本〜送料無料】 ラモレスカ ビアンコ 2008 ラモレスカLamoresca Bianco 2008 Lamoresca[イタリアワイン]

【6本〜送料無料】 ラモレスカ ビアンコ 2008 ラモレスカLamoresca Bianco 2008 Lamoresca[イタリアワイン] ラモレスカ石灰を多く含む粘土質。植樹密度:4000〜6000本(ヘクタールあたり)プラスティックの発酵桶を開放し、温度管理せず自然に発酵。マセレーションは最大2日間。熟成:は4ヶ月セメント槽でその後8ヶ月間使い古しのバリック。750mlヴェルメンティーノ95%, ルーサンヌ5%イタリア・シチリア白13度 本商品は下記温度帯の商品と同梱可能です。「常温」 「冷蔵便のみ」 「冷蔵便・冷凍可」  『そんなつもりはなかった』フィリッポ・リッツォはベルギーで大人気のイタリア料理店を13年間経営していた。シンプルながら本格派の料理とサービス。そしてフィリッポが厳選したイタリアワインが評判で連日満席の超人気トラットリア。ヨーロッパでも食のレベルが非常に高いと言われるベルギーにおいて個性的で拘りの強い店として食通の間では有名であった。 同じベルギーでイタリアワインのインポートを手掛けていたフランク・コーネリッセンとの出会いがフィリッポの人生を大きく変える。日頃からシチリアワインに大きな不満を持っていたフィリッポとフランクは意気投合し、2005年シラクーサ県、トマトで高名なパッキーノの真っ白い畑(石灰分が強く出ている特異な畑で樹齢が高く、仕立はアルベレッロであったことが購入の決め手になったという)0.85haを購入。既にエトナに移住し、自らのワインを醸造していたフランク・コーネリッセンに委託すると言う形で自らのレストランで供するワインを造り始めてしまう。 『当時、本当に美味しいと思えるシチリアワインは皆無だった。ただ、美味しいシチリアワインを自分の店で出したくて・・・当初は趣味みたいなものだった』2005ヴィンテージはフランクのカンティーナで醸造・ボトリングが行われた。しかし、2006年、フランクは畑を買い足し、更に自らのワイン造りに没頭していくこととなり、ラモレスカまで手が回らなくなる。『結局ワインを造ることになり、抜け出せなくなった』フィリッポは更に、サン・ミケーレ・ディ・ガンザリアに畑を買い足し、ベルギーのレストランを売り渡すこととなった。 2006年に正式に誕生したラモレスカは所有するオリーヴ畑で育てているオリーヴの品種名“モレスカ”から名付けた。標高430mのシチリア中央部カタニア県とエンナ県の境界に位置するサン・ミケーレ・ディ・ガンザリアのコントラーダ“ジリオット”に位置する。特に石灰分の強い白い土壌で樹齢が高く、仕立てはアルベレッロに拘っている。異常に暑いシチリア内陸部特有の乾いた風がいつも通り抜ける。『結局は自分にとって、自分の理想のワインにとって理想の土地だったのかもしれない』フィリッポは毎日をほとんど畑で過ごし、手間をおしまずケアしている。病気にかかった樹は化学療法ではなく物理的アプローチで、一本一本根を引き抜き病害を抑える。土壌に窒素を送り込む必要があったとしても、肥料をつかわず、マメ科の植物を植えることで対処する。 カビや菌の病害には必要最低限の硫黄で対応するなど、極めて自然な栽培にとりくんでいる。葡萄は完璧に熟した状態で収穫され、徐梗・破砕機にかける際、若干の二酸化硫黄を添加する以外は、培養酵母や乳酸発酵をうながすバクテリーなど一切添加されない。モストはプラスティックの発酵桶を開放した状態で、温度管理せずに発酵。赤ワインには長いスキンコンタクトを、白ワインには短めのスキンコンタクトと使い分けて醸している。 熟成は使い古しのオーク樽とセメントの発酵槽を使用。『畑での仕事を無駄にしないよう、できる限りシンプルな醸造にしたい。しかしながら、寒い地方ならばともかく、シチリアの中部のように暑い地方においては、自然な醸造を成功させるためには酸化防止剤の使用は不可欠と考える。最低限に抑えられた分量ではあっても、使用しなければ発酵時のバクテリア汚染のリスクがあまりに高い。酵母添加も温度管理もせずに自然な発酵を行うため、あえて最もリスクの高い破砕時に少量添加する方法を選択している』ワインは安定感を増している。若干マセラシオン期間を短くし、ピュアな果実味と果実からくる甘味、酸味がタンニンに隠れることなく素直に楽しめる。若いうちからバランスが取れているが熟成と共に表情を変える。フィリッポの理想のワインは完成に近づきつつあるようだ。

販売店:トスカニー@イタリアワイン&食材

¥3,601 送料別
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