丹波ワイナリー丹波鳥居野ソーヴィニョン・ブラン[2011]たった1100本しか生産されない、ソーヴィニョン・ブラン!

丹波ワイナリー丹波鳥居野ソーヴィニョン・ブラン[2011]たった1100本しか生産されない、ソーヴィニョン・ブラン! ★ 丹波鳥居野ソーヴィニョン・ブラン[2011]丹波鳥居野農園産ソーヴィニヨンブラン種を100%使用。完熟したぶどうのみを使用し、本種の特徴である柑橘系の香りを最大限に引き出す酵母を用いて発酵させたワイン。爽やかな柑橘系の香りと、程よいボディを備え、キレの良い酸味が全体を引きしめています。生産本数の少ない逸品です。 【使用品種】ソーヴィニョン・ブラン100%(丹波産)【生産数】1100本【タイプ】白ワイン・ややコクのある中辛口 【ヴィンテージ2011:ワイナリー談】5、9月の記録的な豪雨により病害虫の発生が多かった年であるが、7〜8月に入ってからの好天と気温の上昇が好影響。収穫量は減ったものの、有効積算温度は例年以上で、収穫時の糖度は例年並みに落ち着いた。日照時間が例年と比べて若干少なく色づきも遅かったが、安定した品質を保っている。 【テイスティングコメント】ほんのり薄く濁りが入る、輝きのある薄めの黄金色。香りは、白い花やハーブの香りと一緒に現れる果実の甘く芳しいインパクトのある香りを持ち、カリン、青リンゴ、洋ナシなどの果実、オレンジやグレープフルーツの柑橘系の果実、それに加えミント・レモンバーム・セルフィーユのハーブのニュアンスがあり、グラスを廻せばほんのりと白胡椒のスパイシーさがあらわれる。口当たりに、ほんのり果実の甘味を感じますが、かしかな苦みと程よい酸味が絶妙で、爽やかな中にも、ふくらみのある味わいが楽しめます。丹波ワイナリー■ワイナリー丹波ワインの創業は1979年から始まる歴史は30年ほどのワイナリーさんです。照明器具メーカー社長であった故黒井哲夫が、海外で駅のホームやカフェで気軽に愉しめるワインの旨さに驚き、日本の食や歴史文化にあったワインを造るべく、そこで今まで勤めてきた会社を辞め、私財をなげうって自ら京都の食文化に合うワイン造りを行ったのが始まりです。農園と醸造所は京都市の北西約50Km位置し、故黒井哲夫と、丹波で生食用葡萄農家経営者であった故山崎高明の二人が中心となって設立。醸造技術者として、当時山梨の洋酒工場に勤務していた大川勝彦氏が参加し、ワイン造りがスタート。当初は丹波の山崎氏経営の葡萄園から産する生食用葡萄(デラウェア、ベリーA等)を使ってワイン仕込みを行いましたが、山崎氏の長男である山崎高宏さんが、3年間ドイツのガイゼンハイムのH・ベッカー博士のもとへ留学し、それとともに年を追ってヴィティス・ヴィニフェラ種の植え替えを行い現在に至ります。そのワインは、1984年にスペイン・マドリードで開催された世界食品コンテストのモンデセレクションのワイン部門にて「鳥居野」が金賞を受賞し、その後6年連続で金賞を受賞。現在でも国際的なコンクールでメダルを獲得するなど、黒井哲夫氏が亡くなられてからも、世界への挑戦は続いています。■葡萄栽培丹波ワイナリーさんのある鳥居野地区は、日本で最も寒暖の差がある場所でも知られ、畑は醸造所の周辺とその他にも2箇所畑を所有。栽培する品種は、現在40種にも及び、その内製品化されている品種を除いても25種以上試験的に栽培されています。栽培さているヴィニフェラ種は、ピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、シャルドネ、セミヨン、ピノ・ブラン、ソーヴィニョン・ブラン、タナなどで、特に病気に大変弱い品種である、ピノ・ノワール種からのワイン造りを毎年行っているのは、国産ワイナリーでも珍しいのです。栽培方式は、全て垣根仕立てで行っており、ワイナリー訪問させて頂いた時【9月下旬】には、殆どの品種の収穫が終わっていましたが、丹波ワイナリーさんの自慢ワインの1つでもある、セミヨンは遅摘みのため、糖度が十分上がるのを待っているところでした。生っている葡萄を試食させて頂きましたが、本当に甘味が乗った、十分な糖度を持つものでした。■醸造所それ程規模の大きなワイナリーさんでは無いので、醸造所内はこじんまりした印象。一連の醸造過程が一望出きるようになっており、国産ワイナリーさんではたまに見かけるのですが、清酒造りのタンクも使用しています。これは、黒井哲夫氏が購入したのが、元は清酒蔵さんだったからで、今でもそのまま使用しています。醸造所内は、祝日の為ラインは止っていましたが、非常に清潔に保たれており、醸造所内は醗酵中のワインの香りが楽しめました。■ティステイングルーム・レストラン売店を含む、ティスティングルームも完備されており、週末や祝日には、3種類程がティスティング可能です。ワイナリーでしか飲めないものもありますので、とっても面白いですよ。40人程で訪問させて頂きましたが、レストランはそれ以上は入れません。地元丹波の食材を使った独創的なお料理もあり、どれもが素晴らしいものでした。コースメニューは予約が必要らしいのですが、通常はアラカルトもあります。春〜秋まではガーデンでもお食事可能です。近隣にお住まいの方は是非行ってみられて下さい。

販売店:カガヤ

¥2,625 送料別
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