シャトー・パヴィ [2001]【マラソン201207_食品】【パーカーポイント:96点】

シャトー・パヴィ [2001]【マラソン201207_食品】【パーカーポイント:96点】 色赤容 量750mlぶどう品種カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フラン種味わいフルボディアルコール度数15%未満生産者シャトー・パヴィ産 地フランス/サンテミリオン格付けサンテミリオン・グラン・クリュティスティング「インクのような/ルビー/紫色をしており、締めつけられているようだが将来有望なノーズは細かく砕いた小石、リキュールにされたブラックベリー、チェリー、ブラックカラント、それから背景にほのかな燻煙や甘草も思わせる」(R・パーカー著『ボルドー第4版』)パヴィはサン=テミリオンの第一特別級全体の中で、最大の畑を待っている。生産量は隣人であるオーソンヌの7倍、また畑の隣接しているラ・ガフリエールの2倍である。このため、パヴィは世界中に広くその名を知られている。畑はサン=テミリオンの町の南東(車で5分の距離)にあたる、サン=テミリオン地区の東の丘陵斜面というすばらしい位置にあり、コート・サン=テミリオンの1つとなっている。歴史的に見ればここの畑には、オーソンヌと共に、4世紀にはもうローマ人によってブドウが植えられていた。チリでの牧場経営を断念した後、1967年以降パヴィの仕事に携わっていたシャン=ポール・ヴァレットが、1998年までパヴィを所有し経営していた。彼はサン=テミリオンで最も気さくな経営者の1人であり、その親切なもてなしと、ここがこの地方で最も興味深い石灰岩でできたワイン・セラーを待っていることとがあいまって、パヴィは、この地区を訪れる観光客が必ず足を運ぷシャトーとなっていた。その生産量の大きさと人気にもかかわらず、ペルス家カ價収する前のパヴィは、サン=テミリオンの一流シャトーの中で最高の実績を誇るシャトーとは言えなかった。ワインが軽く、色合いが弱々しすぎるヴィンテージが多く、早熟すぎたり褐色化するのが早すぎたりしたのである。幸いなことに、この不安定な時代は過去のものとなった。しかし、この銘柄は若いうちに飲めるサン=テミリオンではない。たいていのグィンテージは、ことに1980年代、そして1990年代初めのものは、若いうちは頑固なほどに硬く、熟成するまで最低7〜10年、瓶で寝かせる必要がある。1990年代初めのワインは特に期待はずれだった。ヴァレット氏がこのシャトーを手放すにあたって、このことが大きな原因となったことは間違いない。ペルス家による最初のヴィンテージは1998年であった。彼がわずか5年で達成した品質は今日のボルドーで最も関心を集める話題の1つとなっている。パヴィは最も高価なサン=テミリオンの第一特別級となった。(ロバート・パーカーJr.「ボルドー(第四版)」)

販売店:ワインダール

¥25,200 送料込
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