サイフリード シャルドネ "オールド・コーチ・ロード" ネルソン [2010]≪'08ではワイン王国超特選ベストバイ★★★★★≫○

サイフリード シャルドネ "オールド・コーチ・ロード" ネルソン [2010]≪'08ではワイン王国超特選ベストバイ★★★★★≫○ ■252本完売! 24本追加いたしました。■スクリューキャップです。コルクはついておりません。【NZW】【NCHA】●セカンドでこのレベルですか!? か〜…、旨い。【2012.1.30更新】 ヴィンテージが2010年になりました。'08年は非常にクリーンで、'09年は樽っぽいとご案内しましたが、'10年はそのちょうど中間に位置するスタイル。そして "またしても上質"。ファミリーのまじめさをそのまま表したような、本当に実直なシャルドネです。可憐さを象徴するような爽やかさのある軽快で純な酸味、奔放さを感じさせるクリスピーで鮮度あふれる多彩な柑橘果実、次第に湧き上がる濃度のある核果実の甘味と旨味。これらには官能を刺激する色っぽさがあり、この価格にしてなんとシャルドネの魅力に溢れていることか…シャルドネ好きならば、この色仕掛けに耐えられるとは思えません。この価格にして旨すぎます。レモングラスから白桃、更には若いパインに通じる幅広い果実の流れがあり、それらの中を串刺しのように一本貫通する心地よい酸味の素晴らしさは、きっと誰かに伝えたくなるほどのもの。軽くかかったオーキーな漂いと美しいミネラルの輝き、ややあるスモーキーな香味などもバランスのとれたセンスが光る、着こなしの上手さを感じさせ、更にキャラの魅力を鮮明にしています。このコスパは特筆もの…参考までに、'08、'09年のコメントを下記に残します。【'09年】前作'08と原液はそのままで、より樽を掛けたような印象。ただし、確かにオークヴァニラやローストの香味があるものの、それはニューワールドの上級シャルドネを思い起こす、高級感と品の良さ。駄目な樽は単なる足枷にしかなりませんが、オークとワインとがベストな立ち位置を共に取りえた時の感激は、「こんな樽ならいくらでも掛けて!」というような、何にも変え難い悦びがあります。通常この楽しみは、もっともっと高額なシャルドネでようやく手に出来るもの(例えば良い年のセバスチャーニやクロ・ペガス等)。この価格のシャルドネで、樽の美しさが余韻にまで心地よく残る作品はなかなかありません。一方で酸やミネラル感は'08と比べ少なめですが、華やかで深い香りは'08には見られなかった長所。果実味には熟した多彩なトロピカル系のフルーツがありますが、甘味を含め、あらゆる味わいのファクターに洗練性を十分感じさせます。溶け込んだ酸はおおらかで膨らみがあり、全体にほのかなスモーキーさも。【'08年】心地よい刺激を与えながら、舌にスッと溶け込むようになめらかでキラキラした酸味が抜群にいいっ!特に夏場などは、硬質感もフレッシュ感も酸も無い「甘い骨抜きシャルドネ」には総退場してもらい、こういう引き締まったシャルドネに活躍して欲しいものです。青リンゴ、オレンジ、カリン、グレープフルーツ、あるいはカリカリの白桃などの果実味があり、オークのチャーミングな甘味とのバランスも文句なし。核果実の旨みは芯を構成するように一点に固まっていて、それが骨となっています(←大事)。さらにしっかりあるミネラルにより硬質感と複雑味が加わり、おまけに料理との相性への気配りもある。(▽ 得意分野ではない赤でも【Best Buy】常連)果実はサイフリード自社所有の 『ラビット・アイランド・ヴィンヤード』 から。健康に育った果実を、優しくプレスしている(絞りすぎていない)ことがよく判る高級感とピュアさがあります。70%が木樽で、残りはステンレス。ジュースの4割だけをマロラクティック醗酵させ、最終ブレンドを行います。バニラやアーモンドなどの高級感を感じさせる要素もあり、ほのかなスパイスもあいまって、まさにこの価格にあるまじき資質の、素敵なカジュアル(と言いたくない)シャルドネです。余韻としてノーズに残る芳ばしいトースト香とシトラスの香りもまた素敵なオマケです。●この価格でこの完成度をお持たせするのは、NZならずとも難しいはず。カリ・シャルやブルゴーニュなら同価格帯でも後半です。

販売店:カリフォルニアワインのYANAGIYA

¥1,449 送料別
???
このジャンルのトップへ戻る