シャトー ムートン ロートシルト 【2008】 750mlRWINE【YDKG-tk】【楽ギフ_包装】

シャトー ムートン ロートシルト 【2008】 750mlRWINE【YDKG-tk】【楽ギフ_包装】 ●生産地・分類:ボルドー:AOCポイヤック ●品種:カベルネ・ソーヴィニヨン85%、  メルロ14%、  残りはカベルネ・フラン   ●タイプ:赤/フルボディ   かつては理解しづらいシャトーだと云われていました。卓越したワインをつくりだすと同時に、とりわけ一級シャトーとしてはがっかりさせられるほど凡庸なヴィンテージが多かったのです。ただし、1990年代半ば以降は一貫性が強まっており、1982年、1959年、1947年、1945年のような神秘的なムートンの特徴だった、豊かな、濃厚で豪勢なスタイルが表れるようになりました。もっとも、品質と安定感が以前より良好になったと言っても、ポイヤックの2つの仲間と同列には扱えません。ラフィットほどは向上していないし、ラトゥールにもまだまだ追いつく必要があるのです。超一流のワインではあるが、ムートンのワインは豊富なタンニンのせいで、時おりだが、心持ちバランスに欠ける場合があるようです。しかし、このシャトーの場合もやはり、ほかのボルドーの最上級のシャトーの同様、最近の価格は急騰しています。また、セカンド・ワインのル・プティ・ムートンも、優良ではありますが、レ・フォール・ド・ラトゥールやカリュアード・ド・ラフィットほどの一貫性はありません。 このワインが商業的に成功した理由はいろいろ。まず、ムートンのラベルはコレクターズ・アイテムなのです。1945年以降、フィリップ・ド・ロートシルト男爵は毎年1人の画家に1枚の絵の作成を依頼してはラベルの上部に載せてきたのですが、ラベル絵を描いてもらう大家にはこと欠かさなかった事。ヨーロッパからはミロ、ピカソ、シャガール、コクトー、アメリカ人ではウォーホル、マザーウェル、1982年のジョン・ヒューストン。続いては、偉大なヴィンテージにおけるムートンの豪勢さが、ラフィット・ロートシルトの生硬な優雅さや、力強く、タニックで、濃厚で、男性的なラトゥールとはかなり異なるものであることがあげられます。3番目は、申し分なく維持されたシャトー自体が、その卓越したワイン博物館とともに、メドックの(そしてたぶんボルドー全域でも)最高の観光スポットとなっている事。最後は、男爵自身が、自らのワインのみならず、ボルドーのすべてのワインの宣伝に尽力した事なのです。 2005年のラベルは、イタリアの彫刻家ジュゼッペ・ペノーネ氏を起用したブドウの葉と人間の手を題材にしたデザイン。描かれた手はブドウ栽培者の手でもあり、ワインを飲む人の手でもあり自然と人間が一体になったワイン造りが、自然を大切にする作家によって表現されています。この素晴しいムートン2005年は、カベルネ・ソーヴィニヨン85%、メルロ14%、残りはカベルネ・フランが少し。1986年や1982年ほど良いとは言えませんが、2005年は鮮やかで、クラシックなインキーブルーパープルカラー、クレーム・ド・カシス、リコリス、甘いオークの香りが伴っています。 フルボディでパワフル、並外れて純粋で、美しい酸味とタンニンが基礎をなしている。綺麗に熟成をむかえるのは2015-2020年で、その後40年は楽しめるといわれています。 パーカーポイント94−96点!

販売店:酒類の総合専門店 フェリシティー

¥52,290 送料別
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