ドメーヌ・フーリエグリオット・シャンベルタン 特級 ヴィエイユ・ヴィーニュ [2003]

ドメーヌ・フーリエグリオット・シャンベルタン 特級 ヴィエイユ・ヴィーニュ [2003] 種別赤口当りフルボディ飲み頃温度16〜18℃容量750mlドメーヌ・フーリエグリオット・シャンベルタン 特級ヴィエイユ・ヴィーニュDomaine Fourrier Griotte-Chambertin Grand Cru V・V  熱心に自分のワインについて話す現在の当主ジャン・マリー・フーリエ。もちろんワインは、すべて予約で完売。本当にそんな素晴らしいワインを「我々に彼等の素晴らしいワインを売ってくれるのかな」と思いつつ……私の気持ちを伝えたところ——喜んで我々に提供してくれると、笑いながら握手をしてくれました!! 完全ではない私のフランス語でも、心が通じてひと安心でした。 そんなことより、素晴らしいワインを皆様に提供できることが、何よりも嬉しいのです!! 彼らのワインの哲学では、ブルゴーニュのワインは「自然であること」。それは、彼が話をしてくれたこんな笑い話からも受け取れます。「私はピノ・ノワールには、化粧が必要ないと考えています(化粧:新樽を余計に使用するなど、余計なことは必要ない)」 「理由は……このまえ友達と話していたのですが、ピノ・ノワールは、若いお嬢様のよう。若いときは化粧をしなくてもかわいいでしょ? わかります(笑) もちろん、気候によって葡萄は大きく変化します。ピノ・ノワールは、葡萄の中でも特にそれが顕著にでます。ですから、葡萄の時からワインになり熟成するまで、丁寧に育ててあげないと大変なことになり、手がつけられないワインに変身してしまいます。すぐに機嫌をそこねてしまいます。ねっ、お嬢様のようでしょ(笑)?」と。 私も一緒に笑ってしまいましたが、確かに彼の言うとおり、単一品種で造るブルゴーニュワインは、人や自然や醸造のすべてが顕著にでるワインなのです。「自然なワインを造りたい」そんな気持ちは、フィルターを一切行わずありのままの姿で、消費者のもとへと出荷するのです!!彼の畑の特徴は、1980年代に流行したクローンの苗が、一切ないことにあります。これも自然へのこだわり。また、彼が特に強調していたことは「ワイン醸造の際に生じる天然のガスとそのガスの為に使用する樽(新樽は最高でも40%しか使用しません)と、それらがワインにどのように作用するか」という点でした。やはりこの重要なポイントが、彼の美味しいワインを造り上げているのでしょう。よく研究しています。もっと詳しく聞きたい? これは秘密なんです! なんて意地悪なことは言いません。直接私にメールをくださいませ。そんなことを聞かなくても、彼のワインの美味しさは皆様すでに承知だと思いますが……念のため。私が選ぶドメーヌは、必ずワインセラー内も清潔であることが条件です。5代に渡り受け継がれていても清潔なセラー。良いワインが出来る理由です。 次のドメーヌに行く時間も迫り、もうそろそろ話を終わりにしようと考えていたとき、さっきからセラー内をせかせかと働いているひとがいるのです……。「彼は誰ですか?」と何気なく聞いてみると、「父です」と(前当主 ジャン・クロード・フーリエさんです)。 少しお話をさせていただくと「ワインはすべて息子に任せているから」とのこと。信頼しているのですね。ドメーヌを出るときに「みんなで写真を一枚」と頼むと、お父さんは「いや〜、こんな髪の毛じゃ、写真なんて無理だよ! ちょっと待ってて、今ポマードつけてくるからっ!」と。その後、「どうだい! これでカッコ良いだろ!!」……で、左の写真になりました。

販売店:Yoshiya直輸入フランスワイン

¥33,800 送料別
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