ゲルバー・ムスカテラー・フェダーシュピール[2011]エメリッヒ・クノルLoibner Gelber Muskateller Federspiel/Emmerich Knoll 【ワイン 通販 シーザーワインカンパニー】【マラソン201207_食品】【マラソン1207P05】◆【限定入荷】オーストリア/ヴァッハウ/白ワイン/辛口

ゲルバー・ムスカテラー・フェダーシュピール[2011]エメリッヒ・クノルLoibner Gelber Muskateller Federspiel/Emmerich Knoll 【ワイン 通販 シーザーワインカンパニー】【マラソン201207_食品】【マラソン1207P05】◆【限定入荷】オーストリア/ヴァッハウ/白ワイン/辛口 オーストリア/ヴァッハウ/白/辛口極めて伝統的な製法で造られるクノルのワインは、手作りの高級腕時計にも例えられ、他のヴァッハウの生産者のものと異なる陰影に富んだその味わいにはオーストリア国内でも80年代よりカルト的な人気があるそうです。 オーストリア・ワインに詳しい岩城ゆかりさんの『新自然派ワインをもとめて』の中では、オーストリアのソムリエに同国を代表するワインをひとつあがるならクノルをあげる人が多いと書かれています。 ゲルバー・ムスカテラーはマスカット系品種特有の香りの華やかさがありますが、軽やかな辛口の味わいのワインはオーストリアでは「夏のワイン(sommnerweine)」として、特にホイリゲやブッシェンシャンクでは定番の品種です。 しかし、栽培面積は1%以下と少ないため輸出市場にはあまり出回らない品種でもあります。 華やかながら繊細な香りの印象で、シャープなミネラル感と酸味が伸びやかで味わいの透明感も見事。少しの苦みが味わいを引き締め余韻の長さも期待以上です。ゲルバームスカテラー種のワインとしてはあまり例のない本格的なワインと言えます。 とかく酸味が柔らかなワインが多い21011年ヴィンテージの中でこれだけ素晴らしいワインを造るなんて、さすがエメリッヒ・クノル! オーストリアの白はグリューナーやリースリングだけでない事をあらためて感じます。 オーストリアワイン大使荻野おすすめのワイン 以前訪れたエメリッヒ・クノルのワイナリーにニワトコ(ホルンダー)の花が飾られていましたが、その爽やかな香りの記憶を呼び起こされました。エメリッヒ・クノル  【05年9月21日】 ヴァッハウ渓谷一番の有名な観光地デュルンシュタインにほど近い小さな町ウンター・ロイベンにある エメリッヒ・クノルさんのワイナリーにいってきた。 ここのワインは自分がオーストリア・ワインに目覚めるきっかけとなったワイナリーである。花で飾られた美しい建物がクノルさんのワイナリーだった。 「せっかく来てもらったのだけど、申し訳ないけど今日は1時間くらいしか時間が取れないんだ。ごめんね」 申し訳ないのは収穫前のそんな忙しい時に訪問した自分の方である。 早速地下にあるセラーを見せてもらう。 古い歴史のあるワインセラー独特の雰囲気が漂う。黒光りする大きな木の樽が並ぶ様は壮観である。奥には「最近導入したんだ」というステンレスのタンクが並んでいた。 「フェダーシュピールの新鮮な果実味のためにはステンレスが良いかと思って。上のクラスのスマラクトには従来どうり木の樽を使うよ。 まあ、厳密に決めているわけではなくて、年によって変わるかも知れないけどね」とエメリッヒJrが説明してくれた。 試飲ではグリューナー・フェルトリナーとリースリングの2004年をそれぞれ5本ずつくらいテイスティングした。 04年は、異常な高温が続きリッチな味わいとなった03年と性格が異なり、スッキリとしたエレガントな味わいが主体となり、それぞれの畑の個性が魅惑的なヴァリエーションとなっている。一貫して高いクオリテーながら、G.フェルトリナー・ヴィノテークフュールングやリースリング・シュットなどはトップワインは、磨かれたダイヤモンドのような別次元の輝きを放つ。さすがに旨い。 ワイナリーの隣りにはヴァッハウ渓谷有数のレストランであるロイブナ−ホフがあり、こちらはクノルさんの家族経営なので、もちろんクノルさんの素晴らしいワインを味わいながら美味しい料理を食べることができる。 夕刻5時頃というのに、すでに多くのお客で賑わっていた。もちろん自分も食べてきた。ドナウ河で取れるマスの軽い燻製の前菜(G.フェルトリナーが良く合う) 牛のいろいろな部分をスープで煮込んだメインはボリュームたっぷり(こちらにはシャルドネを薦められ飲んだ。これまた良く合う!) どちらも忘れられないオーストリアの味となった。 デザートまでしっかり食べて(そしてワインはグラス5杯も飲んで)気分良くデュンシュタインのホテルまで歩いて帰った。 道々畑のブドウを摘み喰いしながら。 【2008年6月再訪問】 ワイナリーのそこここにホラー(にわとこ)の白い花が飾られ、甘く爽やかな香りが立ち込めていた。その香りはクノルのゲルバー・ムスカテラーのワインの香りのよう。 今回はセラーの中での樽からの試飲がメイン。 他の生産者の多くはすでに瓶詰めして販売を始めているスマラクトクラスのワイン。しかしクノルでは9月頃まで大樽で熟成させるため6月初旬の訪問で樽からの試飲となるわけだ。 どのワインにも複雑で豊かな果実味があり、特にヴィノテークフュルングは圧巻の奥深さ。 【2010年6月 ロイブナーホフ再訪問】 今回はワイナリーの訪問予約をしていなかったので、クノルファミリーの経営するレストラン『ロイブナーホフ』に行ってきました。 実は数日来の雨でドナウ川が氾濫し、レストランの前の幹線道路も冠水。 (レストランの庭から先、道路の向こう側はドナウ川が流れている) しかし、訪問した日は素晴らしい天気で、レストランの庭の木陰でのんびりとランチ。 グラスでブラウアーブルグンダー・ロゼ・フェダーシュピールとゲルバー・ムスカテラーを飲み、ボトルでグリューナー・ヴェルトリナー・シュット・スマラクトを飲んだ。 シュットの畑はレストランに行く前に寄って行ったが、ロイベンベルクのふもとの緩斜面にありつつもこの畑だけ少し盛り上がった地形となっている。このあたりの葡萄畑を縦断する列車の線路がこの畑の部分だけ掘り込んだ中を通ることからも、この畑だけ周囲より一段盛り上がった場所にあるのがわかる。 さらに周辺がドナウ川による堆積土壌なのに対して、この畑だけ原生岩(プライマリーロック)となっていると言われ、またロイベンベルクとヘールエックという二つの急峻な畑の間にある谷のの出口にあたるため、温かい空気がたまりやすいロイベンやデュルンシュタインの中であっても、夜間に冷涼な風が流れ込むため昼夜の温暖差が大きいという微気候にも恵まれた畑だ。

販売店:シーザーワイン カンパニー

¥3,360 送料別
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