ミルトン シャルドネ "オポウ・ヴィンヤード" ギズボーン [2008]○

ミルトン シャルドネ "オポウ・ヴィンヤード" ギズボーン [2008]○ ■60本完売! 12本追加いたしました。■ロバート・パーカー【World's Best Wine Bargains Under $25】選出■スクリューキャップです。コルクはついておりません。【NZW】【NCHA】●ヴィンテージが2008年になりました。2008年も美味しいですが、前作2007年に比べるとちょっと酸とミネラルが控えめになったことでカッキリした感じが薄れ、ゆるゆると飲むタイプのシャルドネになってスタイルの違いが明確になっています。【以下に'07へのコメントを残します。】このシャルドネにある欧州の漂いに、コルトンやモンラッシェを引き合いに出すのは褒めすぎでしょうか。高級感が全体に流れ、ゴージャスな旨みを目一杯抱えつつ、しかもアフターにある品の良さには紛れも無くそれに近いスタイルがあります…旨い!初対面の試飲の場では、全く期待していなかったためにハードルが下がっていた事もあるかもしれませんが、それにしても驚かされたものです。綺麗に映し出された新樽の香味からは、優しいオークヴァニラやバターの風味、マロングラッセに或いはヘーゼルナッツ。樽ローストの香りからはエスプレッソや芳ばしいトースティーさのあるゾクゾクした粋なアロマに酔いしれます。リッチなヴォリューム感と洗練かつ繊細な風味が交互に現れて舌の上で次々と展開して飲み手を飽きさせず、気付けば心地いいミルトン・ワールドに引き込まれています。(△前作'06ではこんな快挙も。言っておきますが、5,000円、万円越えといった高級シャルドネでは御座いません。2,000円台前半ですから…。)●ここにもハマってしまった人物が…ミルトンのシャルドネは以前日本語版も発刊された「ロバート・パーカー世界のベスト・バリュー・ワイン」にも掲載され、見事【World's Best Wine Bargains Under $25】に選出されました。であるばかりか、更には掲載ワイン中から特に優れたワインに与えられる【Best of Best】にも選出。「ブルゴーニュを想わせるアロマと優れたムルソーの持つミネラリティを兼ね備えた驚くべきシャルドネ。」と評されました。…あなたもですか。上記に樽に起因する風味をいくつか書きましたが、それは決して過剰なものではありません。同様に過熱感や過熟感も感じさせず、適度な硬質感や十分なミネラルのアピールと相まって、むしろ果実のしっかりした、かつ多彩な旨みの引き立て役に。全体に膨らみを持った大きな果実味を、艶やかな酸味が見事に包み込んでいます。ペガサス・ベイ、クメウ・リヴァー、クラウディ・ベイ、モートンにマディ・ウォーターetc... 一時に比べ、NZシャルドネにも名作と呼べるものが随分増えてきましたが、私イナムラが最押しさせて頂くはそのどれでもなく、ミルトン。私にはこの価格の説明がつきません。●今作を飲むと「NZシャルドネってどうなの?」という疑わしさが気持ちよいくらいに晴れます。ですがその先には「高額ブルゴーニュ・シャルドネの価格って何なの?」という新たな疑念が…。

販売店:カリフォルニアワインのYANAGIYA

¥2,499 送料別
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