【オリン スウィフト】 ソーヴィニヨン・ブラン "ヴェラドーラ" ナパ・ヴァレー [2011]● ["ナパ版シネ・クア・ノン"発・定評あるソーヴィニヨン特級格]

【オリン スウィフト】 ソーヴィニヨン・ブラン "ヴェラドーラ" ナパ・ヴァレー [2011]● ["ナパ版シネ・クア・ノン"発・定評あるソーヴィニヨン特級格] ≪名高いナパのグランクリュ格発≫世界的にも稀な、パーカー氏がRP100点を献上した畑からのソーヴィニヨンはオリン・スウィフトの為に【Orin Swift】Sauvignon Blanc "Veladora" Napa Valley [2011]● 世界広しと言えども、パーカー100点を献上された畑からの当該品種につきましては、数える程に過ぎません。内一つがこちらでした。前回販売時、「定評ある特級畑」と述べた一本であり、畑名が冠されずにいたものの、あらかるとが畑の素性に言及した経緯があります。その畑とは、従来よりシングルヴィンヤード(単一畑銘柄)としてのリリースが唯一であっただけに、「知る人ぞ知る」の感もありました。ところが2012年7月2日、パーカーさんが、新たなるパーフェクト(確定RP100点)に指名したワインは、オリンスウィフト "ヴェラドーラ"の為ともされ続けた畑からの産出でした。レアものならば、【ピーター・マイケル】 "ラプレ・ミディ"/【レイル】 "ジョージア"/【スポッツウッド】/【アラウホ】 "エイゼル"/【ルイス】。定番からは、タンザー評価でオー・ブリオン白に並ぶ頂点の座を射止めた「御大」【ガーギッチ・ヒルズ】etc...昨今は、重要なナパ・ソーヴィニヨンの入荷が立て続けであり、SB支持者にとって、これ程の「大当たり」も過去に例が無いでしょう。 ▼ 更に一つ、注目すべきボトルがここに加わります。(「シャルドネ?」と錯覚しそうな外観ですが、れっきとしたソーヴィニヨンブランです。)【2011ヴィンテージ入荷】従来と異なり、2010年よりロウキャップ仕様となりました。(画像左参照) 尚、以下コメントは2009vtgを対象とします。 「オリン・スウィフトのソーヴィニオンが輸入されるかもしれない。」と聞かされたのが2010年夏。ここの場合、注目したいポイントとして「果実供給源の構成」が挙げられますが、当初はその点について知らずにいました。 穏健な口当たりの中にも豊かなファクターがあり、バランスが大切にされた巧みなフレンチオークの使い方とピュアなアロマに好印象を受けます。「ピュアなアロマ」と聞けば、例えば上記ルイスが持つような、ライムのニュアンスに代表される豊かな酸を備えた黄色や緑色の柑橘系果実を思い起こすかもしれません。例え同じナパ・ソーヴィニヨンであっても、オリン・スウィフトの場合はファーストアタックに南国果実を感じさせるものですが、オークの使用比率を高める事により表される特徴や、高い成熟度による粘性と甘味を伴う性格は見受けられません。糖度の上昇により美味しさを増すイチジクやマンゴー、桃といった果実に、然るべき酸度の高さにより魅力を増す、グレープフルーツやオレンジ他、柑橘系様の酸の縁取りがあり、一点を突出させることなく均衡が保たれています。鮮度良好な風味の芳しさと過度の見当たらぬスムーズな喉越しは、スポッツウッドにも共通します。 美味に納得の上、果実の出所を知るとこれが凄い。▼ “トファネリ・ヴィンヤード” (カリストガ)ここの果実を用いる代表的な造り手が【ターリー】。当代きっての超高額ジンファンデルプロデューサーによる単一畑銘柄でお馴染みの他、RP100点を連発させる【シュレーダー】による貴重なジンも、トファネリより果実供給を受けます。(【ヴィューゾ by シュレーダー】参照≫)ターリーへの供給はジンファンデルが主となりますが、トファネリの古い区画には、ボルドー系白葡萄の古樹が残されます。しかし、何ゆえに、トファネリは当地の知名度を活用の上、キャッシュフローを良好とし得る黒葡萄ではなく、ボルドー系白品種の栽培を続けるのか?トファネリの所在は、ナパヴァレーの最北端に位置するカリストガ地区。(AVA) パリ事件白の主役、【シャトー・モンテリーナ】や、ナパの至宝、【エイゼル・ヴィンヤード】を擁するカリストガには、フィロキセラ渦にも耐える古樹を残す銘醸畑が目立ちます。オールドヴァイン(古樹)はヴィンテージ毎の優劣に左右され難くも土壌の性格を反映させ易く、一部に残され続ける古木の所有者達は、むやみやたらとこれらに植え替えを行いません。大切にされ続けるトファネリの白葡萄は、選ばれた先のみに供給され、「ナパ三大ソーヴィニヨン」と評されるワインの担い手も含まれます。その造り手こそがスポッツウッド。今期はトファネリ100%。前作は上記のソラーリも用いられました。▼ “ソラーリ・ヴィンヤード” by ラークミード (カリストガ)ソラーリからのエステイトワイン(自家畑元詰)として誉れ高いレーベルがあります。それが、パーカー・パーフェクトを達成したラークミード。一際由緒正しく、ナパの歴史を語るときに不可欠とも言われる「伝説の畑」“ソラーリ・ヴィンヤード”は、ラークミードに単独所有されます。ここの畑も、トファネリ同様にカリストガ地区に位置しており、やはり同様の歴史的経緯により、極めて古い葡萄樹が多く残されます。(詳細参照≫) ラークミード・ヴィンヤードの果実は、エステイトワイン(元詰め)の他、他のワイナリーへも供給され、そこには、【レイミー】や【ダックホーン】、1976年パリ事件の覇者、【スタッグスリープ・ワインセラーズ】といったトップ生産者の名ばかりが連なります。品種構成については、ソーヴィニヨンブランが96%と大半を占め、マスカットが(4%)ブレンド。少量のマスカット・ブレンドとは、昨今のナパやソノマのトレンドでもあり、アラウホやスポッツウッドが用いる広義のソーヴィニヨン・ムスケもその性格に重なり、オリンスウィフトもそれに倣います。なんとも渋いヴィンヤードセレクションではないですか。≪インポーター提供資料より≫ ワイン名はラベルの写真を優雅にする“キャンドル”に由来。葡萄畑で栽培に従事するラテン系農場労働者達の遺産に深く敬意を表すべく、彼らの出身地のシンボルであるグアダルペの聖母マリアが、肖像画としてラベルに描かれています。売り上げからの一部については“Puertas Abiertas”という慈善団体に寄付されます。● 名を成す大物生産者のリリースであれば、価格はグッと上のはず。品種構成:ソーヴィニヨンブラン96% Sauvignon Blanc, マスカット4% Muscat 産地カリフォルニア州>ナパ郡>ナパヴァレー(バレイ/バレー) California>Napa>Napa Valley タイプ:[白] 辛口 Dry 内容量:750ml

販売店:カリフォルニアワインあらかると

¥3,654 送料別
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