トゥーレーヌ・ルージュ・オトサン[2008]ドメーヌ・デ・ボワ・ルカ(赤ワイン)[Y][S]

トゥーレーヌ・ルージュ・オトサン[2008]ドメーヌ・デ・ボワ・ルカ(赤ワイン)[Y][S] お父様に捧げる!新井さんがお父様に因んで生みだした、オトサン。ピノ・ノワールに例えられたその味わいが、オトサンの魅力。誰よりも、新井さん自身に深く染み入る味わいになったようです。 ■ 『輸入元様資料』より抜粋 ■Bois LucasのGamayは2種類のワインを作ります。全て基本はカルボニック法で仕込みますが、やはり第一次発酵が終わるまでに色々環境的に難しくなり、途中で足踏みを始め、結果スミ・カルボニックに変更せざる得なくなります。そのワインは大体Kunikoになりますが、100%カルボニックで仕上げる事が出来たワインをOtosanとして瓶詰めします。ワイン造りは理論では判っていてもなかなか現実は難しいのです。Pinot NoirのTOPの醸造家達が100%カルボニックで作っているから、いとも簡単に聞こえるのでしょうが、危険を伴い収穫を待つと、当然Burgogneより醸造期間は外気が低くなります。この方法はもともと、もっと暖かいBeaujolais地方の生産者が行う方法なのですから、それよりも北の地のロワール、ましてや収穫日もぐっと遅い地域でこの方法を行うのはかなり環境的に大変と理解して下さい。でもあえてその方法に拘りたいのは、やはり葡萄の果実香を出すのに適した醸造方法だからなのです。天然アルコール度数12.15度、これは2010年4月9日の分析表なので、もう少しあがっていると思います(笑)収穫は赤では一番最初の9月24日、10月16日まで漬け込みました。味わいは一番Pinot Noirに似ております。一瞬、薄く感じるかもしれません。薄旨という表現が流行っておりますが、その言葉が適していると思います。私はPinot Noirで言えばAlsaceのJulien MeyerのPinotが好きですが、それに似ております。(ちょっと自分で言うのは恥ずかしいのですが…)香りもキノコ系を熟成させた中に甘い果実が香り漂います。私はフランスの醸造家で言えば、弊社の扱う、Pierre Beaugerや他社さんの製品ですがBeaujolaisのPhillippe Jambon氏、イタリアのVecchioさんのようなワインが好きです。葡萄の味わいをそのまま瓶に詰めるからです。2008年のBois Lucasはそれらの生産者に少しでも近づけたかな?って思います。迷いのない味わい、開放的な自分らしい味わいになったと思っております。このOtosanはまだ私が自分の畑で醸造していない2010年に再度植樹したPinot Noirを将来醸造した味わいに近いのかな?と思います。まだ遠い先ですが…。 『新井さんが、ピノを造ったら、こんな感じかな〜。』などと思いを馳せながら飲むのも素敵かも♪※醸造行程上、ガスを残したまま瓶詰めしていますので、抜栓直後はガスを感じます。

販売店:タカムラ ワイン ハウス

¥3,255 送料別
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