【ル・ブリソー】コート・デュ・ロワール・ルージュ [2011] パタポン

【ル・ブリソー】コート・デュ・ロワール・ルージュ [2011] パタポン 品種 ピノ・ドニス樹齢 35年平均マリアージュ(生産者)鴨のグラトン、フロマージュブラン(日本向け)手羽先煮込みワインの飲み頃 2012年〜2017年供出温度:13℃テイスティングコメントフランボワーズやブルーベリー、バラ、お香の香り。果実味が艶やかで透明感があり、フレッシュな酸と洗練されたミネラル、丸くふわりと広がる旨味とハーモニーが絶妙!ちなみに収穫日は9月16日〜20日。収量は28hl/ha!残糖4gでフィルターあり。2011年ピノドニス100%、マセラシオンカルボニック90%、スミマセラシオン10%。ブドウはレ・ロングヴィーニュの畑から!<輸入元資料より>━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━以前パタポンと言えば、ピノ・ドニス100%のワインでしたがガメイをブレンドするようになり、果実の旨味も気軽に楽しめるスタイルに変わってきました。ただショサール曰く「パタポンとは毎年、ブドウが生る時期に畑にひょっこりと現れて、美味しいブドウだけ掻い摘んで食べてしまう畑の妖精のことで、すなわち、パタポン=クリスチャンが毎年、区画毎の美味しいブドウ(実際はワイン)を選び、アッサンブラージュして出来上がったワインが「パタポン」ということ。基本的には、テイスティングによって毎年のアッサンブラージュ比率を決める。モルティエがピノドニス100%でテロワールを表現しているのに対し、パタポンは、よりクリスチャンのスタイルが全面に出た、いわば「ドメーヌの顔」のようなワイン」と言っていますが、出来れば看板ワインなんですから、抜栓して直ぐの美味さも表現して貰いたいもんです。2009年という素晴らしいヴィンテージですから決して悪いワインではないのですよ。ワインの奥底からはハッキリとポテンシャルが伝わってきます。ただ「ガメイとドニス以外に2008年同様コも入れちゃったんじゃないの?」って位黒い果実感が強いんですよ。外観は漆黒に近い濃い紫色。香りはチョコレート、ブラックベリー、マルベリー、カシスやドライハーブ、イチジクなど。外観からのイメージ通り。恐らくドニスの濃さだと思うので、一年もすれば素晴らしいワインに大化けするのは確実なんですが。今飲むなら抜栓時間を長めに。味わいは、栗の渋皮のような味のあるタンニンが印象的。エピスや黒い果実がギュッと凝縮したボディ感。こなれてくるとガメイ由来の蜜蝋。そしてキリのクリームチーズの様な旨味が出てきます。出来れば一年位セラーの肥やしにしておいてください。タンニンがこなれれば恐らくもっとハッキリとしたキリの様な旨味と蜜蝋の様な舌触りが出てくると思いますよ。━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━<2006年のコメントです>非常にしっかりとしたスタイルに生まれ変わっております。奥行きと堅さを感じさせる酒躯。ピノ・ドニス100%でこれほどポテンシャルを感じさせるワインもそうそう無いでしょう。ある意味ピノ・ドニスの完成型といえる味わいです。しかし、2002年のパタポンで感動した雪解けのような淡い旨みは見あたりません。儚さを求めているというより、現を見据えたスタイルに変わっています。「あのピュアだったなぁ」なんて青春時代を振り返りながらも、俗世にまみれつつ成長した今の自分も決して嫌いじゃない・・・そんな気持ちにさせてくれるワインですな。もしかしたら10年後くらいに、僕たちの求めていた味わいも見せてくれるかもしれません。そんな期待を抱かせるすばらしいポテンシャルを内包しています。一言で言えば値段が上がった分、果実の肉付きが良くなったという感じです。━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━遂に入荷しました!ロワールでは知らぬ人はいない有名人「クリスチャン・ショサール」氏。以前までヴーヴレの地で魔法のようなシュナン・ブランを造っていましたが、ある日突然姿をくらましてしまった幻の醸造家です。何故なら、彼はとても純粋にワインに取り組んでいる為、頭の固いINAOとまともにケンカしてしまい、規制だらけのワイン法に嫌気が差し、ワイン造りから身を引いてしまったのです。醸造家の間では幻の天才醸造家として今だに名前だけが語り継がれている伝説的な存在なのです。25才の時からワイン造りに従事。当時としては誰も取り組んでいないビオディナミをヴーヴレの地で実践していました。その彼が、フランソワ・ニック(フーラルド・ルージュ)やチュエリー・ピュズラ達の学校の先生をしており、その当時の生徒が今は時の人となって、新しいスタイルのワインを造り上げています。現在49才とまだまだ若いクリスチャンの才能を惜しむ多くのファンの声が届き、誰も知らない「コトー・デュ・ロワール」というマイナーなアペラシオンから再び、素晴らしいワインが誕生したのです。このワインを飲まずして、ロワールのワインは語れません!ピュズラの素晴らしさをご理解頂いている皆様には、是非経験して頂きたいワインです!

販売店:優心美酒SHIMURA

¥2,520 送料別
???
このジャンルのトップへ戻る