ピクリット・ネーリ 2009 エミリオ・ブルフォン

ピクリット・ネーリ 2009 エミリオ・ブルフォン ピクリット・ネーリ 2009ピクリット・ネーリ種についてピクリットは”とても小さい”という意味で 果実がとても小さいことが名前の由来だとされておりその名の通り果房は小ぶりです。果皮がしっかりしており、その割に色素は少なめの為色はロゼに近い紫かかった薄いルビー色になります。 ロースト香のニュアンスを奥に感じ、バニラや梨の花の香りのニュアンスもあり デリケートではかなげな香りが特徴的。 まろやかでエレガントな口当たりで、余韻が長く その間に様々な味わいが口に広がるリッチなワインとなります。 色調は明るいルビー色でフルーティーなアロマ。 サクランボやラズベリー、ブルーベリーのニュアンスがあり フォルジャリンと比べるとタンニン量は豊富で 柔らかい酸味と果実味とのバランスが絶妙。 初めて飲む方は、今までの赤ワインの味わいの概念からは 大きくイメージが異なる面白い体験になると思います。 EMILIO BULFON エミリオ・ブルフォン 生産地:イタリア フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州 原産地呼称:I.G.T. ROSSO DELLE VENEZIA GIULIA 品種:ピクリット・ネーリ100% 醸造:ステンレスタンクにて醗酵後、スロヴェニア産のオーク樽で2ヶ月熟成 内容量  :750ML   EMILIO BULFON                     エミリオ・ブルフォン 「シャリン」・「フォルジャリン」・「ピクリット・ネーリ」  忘れ去られ、絶滅に瀕していたフリウリの土着品種を発見し 近年見事に復興させ素晴らしいワインを産み出すエミリオ・ブルフォン。 エミリオ・ブルフォンのワインはただ珍しいだけでなく、アメリカ大統領御用達イタリアンでオンリストされるなど味わいも自信を持っておすすめできます! それぞれに個性の違うユニークな葡萄たちを理解しそれを豊かに育て伸びやかなワインに仕上げる事で 近年イタリア・ワイン通の間では高い注目を集める生産者です。オーナーのエミリオ・ブルフォンはフリウリのポッツオーロの農業学校を卒業し何件かのフリウリの生産者の元で修行をした後 1964年に現ワイナリーのあるヴァレリアーノに引っ越してきました。 1970年代、ワイナリーの位置するピンザーノ・アル・タリアメント市と カステルノーヴォデル・フリウリ市周辺の丘陵地帯で 古い土着品種が絶滅に瀕していることを知りその品種の研究と復興活動に尽くしました。 今でこそ土着品種の個性が再認識されましたがこの時代はワインが国際化へ向けてフランス品種などを取り入れ近代的なワイン造りへと向かい始めた時期だった事もありワイナリーは苦労の連続でした。 しかし愚直なまでに土着品種にこだわり続けた努力が結実し今ではその活動が認められ、イタリア最大のワイン見本市ヴィニタリーの2010年度開催の会場内で 「イタリアの葡萄栽培界に大きな貢献をした」として「カングランデ・デッラ・スカーラ」という偉大な賞を獲得しました。 忘れられた土着品種を復活させたエミリオ・ブルフォンの畑 標高 180m の南及び南西向きの日当たりのよい畑。 土壌は石灰質で、仕立てはギュヨー。 密植率は 4,000/1ha。収穫は全て手摘みで行い、 農薬は銅や硫黄など自然なものを必要最低限だけ使用しています。 畑は、森の中心という位置にあり湿度は高いですが、 乾いた風が常に吹いているので、病害に悩まされることもなく、 清潔に保たれております。 自然な環境でのびのびと育った各葡萄品種は各々の個性を最大限に発揮し それぞれ特徴的なワインとなります。 収穫した葡萄は冷却し圧搾。 これにより品種ごとの繊細なアロマが際立ちます。 発酵は白・赤共にステンレスタンク。 赤ワインはデレスタージュを行い、2500Lのスロベニア産オーク樽(8~12ヶ月) と2〜4年使用の500Lのスロベニア産トノー(6~8ヶ月) で熟成し、アッサンブラージュされます。シカゴにある高級イタリアン「スピアッジャ」でも エミリオ・ブルフォンのワインがオンリストされております。このレストランはオバマ大統領もお気に入りのレストランで、 2008年の大統領選後、初めてミシェル夫人と食事したのもこのレストランです。 2011年版ガンベロ・ロッソにエミリオ・ブルフォンが初掲載されました。 フォルジャリンはハイコストパフォーマンスを表すアスタリスクマーク付きで2ビッキエーリを獲得いたしました! 掲載文章抜粋 エミリオ・ブルフォンは、 アペニン山脈の麓ポルデノーネで絶滅に瀕していた 土着品種を復活させ、9Haの畑で栽培している。 シンプルだが独特で、ピュアなワイン達です。 フリウリのまた新しい一面を世界に発信した。 2011年版エスプレッソ誌にも掲載 掲載文章抜粋 絶滅に瀕していたフリウリの土着品種を復活させ、 タリアメントの醸造所でユニークなワインを造っている。 エミリオ・ブルフォンでしか造られていないフォルジャリン、シャリンなどはそれぞれの特徴を活かしつつ造られていて、本当に希少である。 ラベルは彼らの醸造所があるヴァレリアーノの1300年代の古い教会 ”サンタ・マリア・デイ・バットゥーティ”に現存する フレスコ画「最後の晩餐」をモチーフにしています。 オーナーのエミリオ氏が、ワインの描かれているこの絵を大変気に入っていた事と 彼らのワインが生まれる土地の象徴的な絵であり教会であったため この絵をラベルに使用することにしたといいます。 現在手掛けている土着品種が発見された近くにある教会にあった事から『この品種たちが絶滅せずにいれたのは、この教会に守られていた』 という思いで敬意を表しラベルのモチーフにしました。

販売店:et vous

¥2,380 送料別
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