[1990]シャトー・マルゴー 750mlCh. Margaux

[1990]シャトー・マルゴー 750mlCh. Margaux Year Wine Name Rating Maturity 1990 Chateau Margaux 100 now-2030 wine Advocate #183 (2009-06-30) 私は、このワインを2月に韓国ソウルで試飲したし、2008年12月には私のセラーにあったものを試飲した。両方のワインの香りと味がこんなに同じだということは特筆に値する。その並はずれた香りからは、春の花、樟脳、甘い赤い果物や黒い果物、ほのかな甘草が感じられるが、100%新オーク樽熟成の痕跡は見られない。まろやかで、ゴージャスだが、酸は弱い。豪勢で、フルボディのコクは、レーザーのような明確さがあり、新鮮さを感じさせる。この唖然とさせられるワインは、十分な飲み頃の高原部に達しつつあるが、たぶん向こう30年はこの高原部に留まるだろう。センセーショナルなこの作品は、シャトー・マルゴーでつくられた伝説的なワインの一つといえる。 Year Wine Name Rating Maturity 1990 Chateau Margaux 100 now-2030 ボルドー第4版 シャトー・マルゴーの原型では力強さとエレガンスが一体となる。このワインはどうやらほとんど10年近くも熟睡していたようだが、この数年で開き始めた。濃いルビー/紫色をしており、成長途上ながらも心動かされるほど霊妙なブーケは甘い黒系果実、スミレ、燻煙、樟脳、甘草を思わせる。ミディアムからフルボディの、絹のような舌触りをしたワインは、いまだに4〜5年めの樽出しサンプルのような味がしている。もっとも、香りは出てきているし、10年近くも続いたあのいささか画一的な、睡眠期間からは抜け出した。分析上の酸は弱いが、輪郭はたっぷりで、タンニンも非常に強く、ブドウの凝縮感や、グリセリン、エキス分は途方もない。色はほとんど成長の兆しを見せていない。夢のようにすばらしいブーケが姿を現しつつあり、フルボディで、豪華で、非常にリッチである。このヴィンテージにおける偉大な業績は、あと4〜5年で飲めるようになるだろうし、少なくとも3〜40年は持ちこたえるだろう。予想される飲み頃:2005〜2040年。最終試飲年月:2002年10月

販売店:Wine Cellar KATSUDA 仏銘醸専門店

¥123,900 送料込
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