ラ ダム ド モンローズ [1994]

ラ ダム ド モンローズ [1994] 色赤容 量750mlぶどう品種カベルネソーヴィニヨン、メルロ、カベルネフラン味わいミディアムボディアルコール度数15%未満生産者シャトー モンローズ生産地ボルドー、メドック、サンテステフテイスティング深みのある濃いルビー色で、ふちがレンガ色を帯びています。カシスやチェリーの香り、良くこなれたタンニンと酸味のバランスが良く、熟成を感じさせます。シャトー モンローズ CH. MONTROSE1778年、エチエンヌ・テオドール・デュムランは、サンテステフのジロンド河の河口に面した未開発の土地を購入しました。“エスカルジョンの荒野”と呼ばれたその土地は、小潅木、ハリエニシダ、ヒースで覆われており、ヒースの開花時に特有の薔薇色の風景から、後にモンローズと名づけられることとなりますが、その前はセギュール伯爵の所有地の一部でした。1832年にはブドウ栽培地は35ヘクタールとなり、すぐにボルドー市場でモンローズのワインは有名になりました。1855年の格付けの際、モンローズはメドックで2級に格付けされました。1861年にデュムランが亡くなると、1866年、シャトーの所有者はデュムラン家からマチュー・ドルヒュスへと移りました。新しい所有者の元、20年に渡るシャトーの大改修が行われました。建物は著しく大きくなり、老朽化した貯蔵庫も改築、ほぼ現在の様相を呈することとなりました。また、ブドウ畑やワイン醸造方法も近代化されると同時に、当時としては珍しく、労働者たちの労働条件が改良された記録が残っています。この頃のシャトーの敷地は、購入や隣人との土地交換によって、すでに現在と同じ面積(68.5ha)に達していました。彼の死後の1887年、モンローズはシャトー コス デストゥルネルやシャトー ポミーの所有者であったジャン・オスタンのものとなりました。1896年、モンローズ最後の売却が、彼の姪の夫ルイ・ヴィクター・シャルモリューへと行われました。彼は1900年から他界する1925年までサンテステフの村長も勤めていました。シャルモリュー家は不景気、経済危機、第二次世界大戦(ドイツ軍の高射砲陣地として使用された)など、様々な困難に直面することとなりました。しかし、後継者の熱意や根気によって、今日でも知られている素晴らしいワインの質を保持することができたのです。そして2006年4月、大手建設会社で、通信、メディアにも進出しているブイーググループオーナーのブイーグ兄弟がシャトー モンローズを買収しました。その金額は推定「1億4千万ユーロ(約200億円)」、シャトーの新たな歴史が始まりました。68ヘクタールの葡萄園では、カベルネソーヴィニヨン65%、メルロ25%、カベルネフラン8%、プティヴェルド2%の割合で栽培されています。ステンレスタンクで25〜30日間発酵されており、バリック樽で18ヶ月熟成されています。新樽比率は約70%となっています。セカンドラベルの、ラ ダム ド モンローズは12ヶ月の熟成期間で新樽比率は20%となっています。

販売店:ワインダール

¥5,040 送料別
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