レ フィエフ ド ラグランジュ [2005]≪グレートヴィンテージ2005年≫≪パーカーポイント91点!≫

レ フィエフ ド ラグランジュ [2005]≪グレートヴィンテージ2005年≫≪パーカーポイント91点!≫ 色赤容 量750mlぶどう品種カベルネソーヴィンイヨン、メルロ、プティヴェルド味わいフルボディアルコール度数15%未満生産者シャトー ラグランジュ産 地フランス/ボルドー/オーメドック統制産地呼称ACサンジュリアンテイスティング甘いトースト香とオーク香がブラックオリーブ、ブラックベリー、カシスとスパイスの香り織り込まれています。濃いいルビーと紫色の色調。芳醇で印象的な凝縮感と純粋さ、その一方でタンニンも強くフルボディのワインです。シャトー ラグランジュ Château LAGRANGE■メドック格付け第3級シャトーシャトー ラグランジュはフランス、ボルドー地方のメドック地区、サンジュリアン村にあります。1855年の有名なメドック地区のグランクリュ格付けにおいて第3級に列せられた名門シャトーです。シャトーの歴史は1631年にまで遡ることができます。19世紀には、ルイ王朝で商農大臣や内務大臣などを歴任したデュシャテル伯爵が所有者になり、シャトーの名声を栄光の頂点にまで引き上げました。伯爵は城館や醸造設備を、ボルドーでも屈指の規模としたほか、畑の土中に素焼きの土管を埋めて水はけをよくする等、今日まで受け継がれている画期的な栽培技術を開発するなど、ワインの品質向上に尽力しました。シャトー ラグランジュがグランクリュに指定されたのも、この頃でした。■1983年、日本のサントリーが取得その後シャトーの栄光は次第に翳りを見せていきます。1925年からの所有者センドーヤ家は、大恐慌や戦争によって没落、シャトーは荒廃、ワインの評判も落ちてしまいました。結局シャトーは売りに出され、1983年日本のサントリーが購入しました。欧米以外の企業によるフランス政府の認可がおりたのは、これが初めてのことでした。当時日本の企業がシャトーを取得したことに対し、「日本人にグランクリュのワイン、グランヴァン(偉大なワイン)など造れるはずがない」といった逆風が吹きました。現在と違ってその当時は、日本は世界的にはワインの生産国として全く認知されていない状況だったのです。■かつての栄光をとりもどした大改革しかしサントリーはそうした風評にひるむことなく、大規模な投資と生産体制の改革を行いました。美しいシャトーの建物は活かしつつも醸造設備の大規模改修を実施。メドック地区では初となる温度管理可能な発酵用ステンレスタンクを導入し、樽を一新しました。またブドウ畑では栽培比率の多かったメルローを、より畑に適したカベルネソーヴィニヨンやプティヴェルドに植替えていきました。醸造面ではコンサルタントに、あのシャトー マルゴーを復活させたボルドー大学のエミール・ペイノー氏を迎えるとともに、ペイノー氏の門下生であるマルセル・デュカス、鈴田建二といった優秀な人材を投入しました。また、当時はまだ一部のシャトーでしか採用されていなかったセカンドラベルを導入、シャトーものの品質を大きく向上させることになったのです。現在157haを所有していますが、113haのみが葡萄畑として使用されており、その内4haは白ワイン向けの畑となっています。赤ワイン用の畑の65%はカベルネソービニョン、28%がメルロー、7%がプティヴェルドです。熟成用のオーク樽は60%が新樽です。現在シャトーものは年間約25,000ケース、セカンドラベルのレ フィエフド ラグランジュは約37,000ケースが生産されています。赤に比べると微々たる量ですが、レ ザルム ド ラグランジュという白ワインも造っています。ソーヴィニヨンブラン、セミヨン、ミュスカデルが6:3:1の比率で栽培されています。ワイン名の“Arme”は敷地内に咲く白い花の名だそうです。

販売店:ワインダール

¥3,730 送料別
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