【レイミー】 クラレット "ナパ・ヴァレー" [2009]● オーパス・ワン信奉者にお試し頂きたい同価格帯を代表するコスパ

【レイミー】 クラレット "ナパ・ヴァレー" [2009]● オーパス・ワン信奉者にお試し頂きたい同価格帯を代表するコスパ 高額"クラレット"の代名詞、オーパス・ワンやかつて自身が手掛けたドミナスと比べても遜色ありません。カリスマ自らが醸造するナパ・クラレットだけに。数倍価格の高級品もたじろぐ質実剛健の正統派【Ramey】 "Claret" Napa Valley [2009]● お試し頂きたい方は有名銘柄信奉者。【ずばり、オーパス・フリーク】ビッグネームが自らの名を冠するナパ・カベルネ系の中で、「正統派」と言えばまずはこちら。同価格でこれだけのクオリティは、そうそう探し出せるものでもありません。▼ 当初はなんとなくオーパス・ワン↓▼ 優れたナパ・カベルネがこんなにも多いと知り、↓▼ 信念を持ってナパ・カベ・ファンに転身。そんな方々も少なくはないでしょう。ナパ・ヴァレーには、オーパスより遥かに低い価格ながらも、それに拮抗する実力派がいっぱいあります。▼ 例えばこのレイミー "クラレット"。オーパス・ワン信奉者に、オーパスと共に目隠しで飲ませ、「実はオーパスの1/4価格」とタネ明かしをした時、フリークはどんな受け止め方をするでしょう? ■ もしも、レイミーがあえて予算をオーパス並に膨らませたら?もはや、オーパスにドミナスも太刀打ちできません。彼らに大差をつける【暫定パーフェクト×二年連続】で圧倒します。 レイミーの赤ワインには、オーパスワンやドミナスと同様に、葡萄産地をナパ・ヴァレーはオークヴィル地区とするアイテムがあります。それがフラッグシップのペドリガルであり、予算もまたオーパス並。一万円超のレイミー赤ともなれば、どの様な結果を著すでしょう?スペクテイターに並ぶ二大メジャーの一方、ワインアドヴォケイトでは…● 処女作の2004年産からわずか4年の間に、ロバート・パーカー氏選最上位タイトル≪エクストラオーディナリー≫(RP96点以上)×2度。更には、2年連続暫定パーフェクト(RP100点)もマークします。ちなみに、1979年からの歴史を持つオーパスワンは、最新2008年産に至るまで、唯の一度もエクストラオーディナリーに達するヴィンテージは無し。(2012年2月現在:WA誌におけるOpus Oneは2005年のRP95+点が最高)【2012年3月2日追記】ワインアドヴォケイト2012年3月号(WA#199)にて(90-92)点獲得。● 廉価版の“クラレット”と言えども、上記程の安定性を見せる理由… それはひとえに、デヴィッド・レイミー氏が、自らの名のもとに、自身の名を汚さぬよう責任醸造されたワインであるからこそ。かつては、ペトリュス(ムエックス社)の醸造に携わり、更には、ドミナスの現場で辣腕を振るっていたレイミーだけに、満を持しての公開時、支持者達に手厚く迎えられたアイテムは、カベルネベースの赤ワインでした。 レイミーの十八番品種は、シャルドネに限られるものではありません。 「絶賛感嘆句を幾ら並べ立てても、その崇高な仕上がりを表わすには物足りない。」この言葉は決して大袈裟ではありません。ロバート・パーカー氏、ワインスペクテイターのジェイムズ・ローブ氏(最高WS97点)、スティーヴン・タンザー氏(最高IWC95点)etc.皆が皆、ワールドクラス筆頭級に推していることからも、それが決して的外れではないと察することができると思います。批評家以外にも、ここのシャルドネを別格視する人の声を度々耳にします。「絶対に間違えるはずがない。」と豪語したエキスパートが、「有名生産者のボーヌ・グランクリュはこちらだ!」と言ったら逆であったり、名の通ったブルゴーニュ通が「ピュリニーやバタールの特級と同等かそれ以上。」 「コントラフォンが本当に造りたいのは、レイミーのスタイルである筈。」と感心しきりだったとか。でも価格はそれらの半分以下。■ デヴィッド・レイミー (David Ramey)カリフォルニア大学デイヴィス校(UCデイヴィス)にて醸造学を修習したデビットレミィ氏(画像右)は、後に、仏・ボルドーに渡り、ペトリュスで知られるムエックス社に身を置きました。ムエックスにて、古典的ワイン造りを身に付けた後カリフォルニアに戻った彼は、数多くのプレミアムワイナリーに招聘され活躍を始めます。チョークヒル、ラッドエステイト、マタンザスクリーク、ドミナス…彼が発揮する才能により名を挙げたワイナリーの数は枚挙に暇がありません。その多くが一流生産者としての名声を確固たるものにしています。1996年、満を持して自身のレーベル「レミー」がデビュー。 ▼ 実は特級格畑の集合体。単なる廉価版ではありません。元来、このキュヴェにブレンドされる果実の出所は、それぞれがシングルヴィンヤード・ワインを目的とするものです。年号により差異はあるものの、ある年は【ジェリコ・キャニオン(RP96点/マヤカマス山系カリストガ地区)】+【ラークミード・ヴィンヤード(RP95点/カリストガ地区)】の集合体。その他、ナパ側カーネロス地区の雄【ハイド・ヴィンヤード(RP95点)】に、ダイヤモンド・マウンテン地区(詳細≫)の【アナム・ヴィンヤード(RP95点:Annum)】、ヴァレーフロアの【スノウデン・ヴィンヤード(RP94点)】に、先述のペドリガルからの果実までブレンドされ、種々の美点が融合されます。僅か一つでも凄い畑ですが、これらのブレンドには感嘆です。色調は深遠な黒紫色。レイミーのカベルネ系は、タンニンに堅さがなく柔軟な酒肉、そして、構成豊かな果実味を持ちながらも、甘さが残されぬ造りが特徴的です。2-3時間のデカンタージュにより更に体躯に豊かさが増します。先述の様に“クラレット”はボルドー系ブレンドを意味しますが、このワインには若干のシラーが含まれます。その理由は、嘗てAOC法制定以前となる1800年代前半のボルドー産赤ワインに同品種がブレンドされていた件に由来。例えば、レイミーと同様に、廉価版をリリースするビッグネームにはポール・ホッブスがいますが、レイミーのワイン造りは余程ジェントルです。● 5,000円台のナパ・カベ系推奨品です。品種構成:カベルネソーヴィニヨン91%, シラー6% Syrah, プティヴェルド2% Petit Verdot, メルロー1% Merlot, 産地:カリフォルニア州>ナパ郡>ナパヴァレーA.V.A. California>Napa>Napa Valley タイプ:[赤] フルボディ Full 内容量:750ml

販売店:カリフォルニアワインあらかると

¥5,197 送料別
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