リッポン ピノノワール [2008] 750ml 10P23oct10

リッポン ピノノワール [2008] 750ml 10P23oct10 ワインアドヴォケイト誌は、2004年を95点、2005年91点、2006年95点、2007年92点と近年非常に高く評価しています。また、ワインアドヴォケイト氏でニュージーランドを担当するニール・マーチン氏は、「ジャン・ジャック・コンフェロンとドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティに似ている」とも述べています。        リッポン・ヴィンヤード(RIPPONVineyard and Winery)ピノ・ノワールの地として今ニュージーランドで最上の評価を得ているセントラル・オタゴ。そのパイオニア的存在がこのリッポン・ヴィンヤード南島の南部という、ニュージーランドでは最も高緯度の内陸に位置するセントラル・オタゴ。寒暖の差がはっきりとし、真夏には摂氏35度を超える日もあるものの夜間は10度以下まで下がるという大きい日較差が見られる。ほとんど大陸性気候といってよいこの地では、ぶどう樹も平均100日といわれる生育サイクルより長い日数を必要とし、ゆっくりと成長する。以上のような条件からピノ・ノワール種の好適地として注目を集め、ここ数年でぶどうの作付け面積も4倍に広がった。ブルゴーニュと同じ200メートルから350メートルほどに位置するセントラル・オタゴだが、リッポン・ヴィンヤードはそのサブ・リージョンであるワナカ湖の岸辺、330メートル前後の標高に広がっている。湖に向かって緩やかに下る、氷河期のモレーンからなる北向きの斜面の水捌けのよいシストが見られる礫質土壌にぶどうは栽培されていて、ワイナリーからは湖の向こうにニュージーランド・アルプスが望め、その清冽な景観は、本場ヨーロッパ・アルプスに勝るとも劣らない素晴らしさ。ワイナリーの経営者はルイス・ミルズ。1970年代の半ばに彼女の伴侶、ロルフ——セントラル・オタゴのパイオニアのひとりであるが、2000年に死去——によりぶどうが植えられ、リッポン・ヴィンヤードはスタートした。現在15ヘクタールほどの畑を所有しているが、その4割を占めるのはピノ・ノワール種で、他にリースリング、ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ種などが見られる。ロルフ亡き後、栽培、つくりを担当するのは、息子のニック。1998年から2002年までブルゴーニュに住み、DRCなど名だたるドメーヌで研修をおこない、2002年からリッポン・ヴィンヤードのワイン・メーカーを務めている。ニックはそれぞれのブロック毎のテロワール、微気候もよく把握し、環境に配慮した耕作から現在はビオディナミでの栽培となっている。ヘクタールあたり3800本という植栽密度で栽培されているぶどうは赤、白ともに当然手摘みで収穫。選果台での入念な選別の後、果汁、ワインの移動は余計な負荷をかけないグラヴィティ・フローでおこなうというのが基本的なリッポン・ヴィンヤードでのつくりだが、ピノ・ノワールとリースリングは2005年のヴィンテージより、若木——ピノ・ノワールは1994年から2001年、リースリングは2000年に植えつけたぶどう樹——からのワインは別に瓶詰めし、Jeunesse——若いの意——という名を冠してリリースを開始した。(輸入元資料)

販売店:京屋酒店ワインカーヴ

¥4,180 送料別
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