【デ・トゥール】パリジ [2008] VdTロゼ

【デ・トゥール】パリジ [2008] VdTロゼ 自然派の淡い色合いと比較すると一瞬ロゼとは思えない鮮やかな赤。香りも色同様どこまでも生き生きしており鮮やかです。しっかりと熟したチェリーや木苺といった深紅の果実を噛みつぶしたような甘酸っぱいニュアンス。それにしっかりとしと果実のパワーが加わり、力強さすらも感じさせます。品種:グルナッシュ50% サンソー25% クノワーズ25%畑は全てデ・トゥール周辺の手入れの行き届いたもの。グルナッシュのみわけて発酵させ、サンソーとクノワーズはブレンドして発酵。それぞれステンレスタンクにてセニエ方式でジュースをとり、なんと!!600Lの中樽に移して低温でじっくり発酵させます。VDTとなっているのは生産量が少なく(600Lを2樽のみ=1600本)、地元ファンや知人にのみ販売していて販売拡大を望んでいないためで、面倒な手続きを避けているためです。エチケットにあるPARISY (パリジ)という名前は彼らの住むプロヴァンス風建物の名前で、本当はPARISI、と書きます。ロゼ、との表記もなく、ボトルも透明のものではありません。ロゼと知らずに買って飲んだ人がびっくり驚き、しかしとても美味しいのでまた買いに来るリピーターは多いそうです。<輸入元資料より>━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━<2007年のコメントです 2008/12/23>色合いは完全に薄い自然派赤ワイン。2003年よりは若干薄くロゼの趣も持っています。香は一言「佐久間のイチゴドロップ」。2007年はグレートヴィンテージと言われていますが、香りからして完熟した葡萄の雰囲気が伝わってきます。味わいは中性的。中村中かはるな愛か(汗。すなわち甘口と辛口の分水嶺。飲み手の感性によってどちらとも取れる微妙な立ち位置です。簡単に言えばアタックは辛口でアフターは甘口という面白い味わいの変化を口中で経験できますわ。時間とともに香りも甘草、シナモン、エノキなどドライ方向に変わりました。通常のワインの括りでは測ることのできない個性を持ったスタイルです。出来ればもう一年くらい置いて味わいにキレがでてから楽しみたいですね。前回も2006年に2003と2004年物が入荷していますので、まだまだ熟成により味わいの変化は期待できますよ♪今合わせるならタラの粕漬け、カニ玉など。●3日目・・・予想通り、甘味が旨味へとシフトしてきました。良い感じです。できれば1年位寝かせてみると面白いですね。それにしても色合いも赤だかロゼだか判らないし、味わいも分別不能という摩訶不思議なヘルマプロディトス的ワインですね・・・。━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━

販売店:優心美酒SHIMURA

¥2,250 送料別
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