【サン・フランチェスコ】コスタ・ダマルフィ・トモランティ・ロッソ[2007]

【サン・フランチェスコ】コスタ・ダマルフィ・トモランティ・ロッソ[2007] 産 地イタリア・カンパーニャ品 種ティントーレ40%(プレ・フィロキセラ)ピエディロッソ40%(プレ・フィロキセラ)アリアニコ20%容 量750mlタイプ赤ティントーレとピエディロッソは、樹齢80〜100年!!熟成はステンレスとバリックを使用しています。フィロキセラさえも寄せ付けなかった中世のワインが残る産地トラモンティ洗練されているワインではないけれど 香りや味わいに懐かしさを覚える、そんなワインです♪ 『世界で最も美しい海岸線』と称され、ユネスコの世界遺産にも認定されているアマルフィ。 美しい景観だけでなく、その独特の文化がここにはある。 歴史的には9世紀頃から繁栄したアマルフィ公国が独自の文化を形成した。その後もティレニア海に 囲まれラッターリ山脈に隔てられたソレント半島独特の地形(海岸付近に平地がなくいきなり崖になっている) によって、交通の便が非常に悪かった(半島に入り込むには1本の道しかない)為、その独自の文化が 壊されることもなく、外部の文化が入り込むこともなかった。 現在ではイスラム文化の影響を受けた中世独特の建造物や史跡、自然環境とレモンや手漉し紙の 特産品で人気の観光地となっている。2,000年前から続くワイン文化に関しても独自の路線を進んでいる。     イタリア全土、勿論カンパーニャの平野部も全てフィロキセラによって一時壊滅状態になった訳だが、 本土からティレニア海、ラッターリ山脈によって遮断されていること、更にはさらさらと軽い火山灰土壌によって アマルフィはフィロキセラの害から守られる結果となった。 現在、フィロキセラを逃れた自根の品種も含め独自の固有品種が80種類も残っている。 そのほとんどの品種はソレント半島以外では見かけることのない品種。 サンフランチェスコは2004年に設立された若いカンティーナで、代表はこの地を熟知するボーヴェ・ガエターノ。 ソレントでも非常に優れた土壌を持つと言われるトラモンティに位置する。ソレント半島の中心部に位置し、 ティレニア海からすぐの断崖絶壁の上部、標高は550mに畑を所有。 トラモンティとは『陽が沈む』という意味を持っている。その名の通り三方を海に囲まれたトラモンティは 日没までの時間が長く、極端に長い日照時間を手に入れ、元来高い酸度を保有するソレントの地葡萄は 高い熟度を手に入れることとなる。畑では極力、化学肥料、薬剤の使用を抑えている。 急勾配の畑だけに機材は入ることができず、全ての作業は手作業となっている。土壌は石灰質と火山性土壌。 時間と共に石灰が腐敗化し、崩れ、石礫になり、火山性と土壌と混合されている。この土壌はワインに ストラクチャー、そして高い酸度を与えることとなる。そして、トラモンティ最大の特徴は ティレニア海を感じさせる塩味。ミネラルのゴツッとした結晶のような太い塩味が、イタリア料理を引き立てる。 自根の葡萄は樹齢も高く、野生種の為、結実が悪い。ペペッラは特に大きな粒は少しで小さい粒がほとんど。 房は長く垂れ下がり隙間だらけ。果汁に対して果皮の割合が異常に高く、必然的に収穫量は少なくなり、 凝縮度が上る。黒葡萄はアリアニコ、自根のティントーレ、更に自根のピエディロッソが育っている。 ティントーレはトラモンティにしか存在しない葡萄で、やはり結実が悪い。更には育成に時間がかかる 難しい品種で例年収穫は10月後半から11月にもなる。 高い酸度、豊富なタンニンで長期熟成が可能。

販売店:リカーショップ ヒラオカ

¥2,300 送料別
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