マランジュ[2006](ルージュ・キュー)

マランジュ[2006](ルージュ・キュー) ■前年のクリーンでピュアなスタイルは変わらず。黒系果実のやや甘い香りが特徴的だった2005年に対して2006年は幾分ボリュームを抑えたスタイルとなり、2005年のオート・コート・ド・ニュイとマランジュの中間のようなスタイルに思えます。余韻の酸味が心地よく食事と共に楽しみたいワインです。【以下はリアルワインガイド16号からの2005年のコメントの抜粋となります】   ↓↓↓↓↓樽からの試飲。このドメーヌが初めて取得した1haの畑から。やや還元的。愛らしい赤果実に土のしみじみとしたいい香り。中域〜高域の張り出しの強い味。しかしあくまでも優しく、クリーンでピュア。重みの一切ない軽やかな足取り。しっかりした味付きと全体のグリップ。すき間がない。【89〜90】  コート・ドールの最南端に位置する「マランジュ」。原産地統制呼称法が1989年に改正され3つの村名をまとめた「マランジュ」の名前での販売が可能となりました。それから9年後の1998年に設立されたまだ若いドメーヌです。ドメーヌ名の「ルージュ・キュー」は、直訳すると「赤シッポ」1967年にブルゴーニュで生まれた「ジャン・イヴ・ヴォンテ」が全くゼロの状態から立ち上げたドメーヌなのです。ボーヌの醸造高校で学び、様々なブルゴーニュのドメーヌで研修をしたのですが19歳の時に一旦ワインの世界からディスコのDJに転身し、結婚、そして1996年にワインの世界に戻る事を決めました。そしてある日の散歩中に偶然売りに出された廃屋をみつけそこにドメーヌを設立するのです。その廃屋にあった赤い尻尾のウグイスの巣。工事に取りかかる時に泣く泣く処分したそうです。それが申し訳なくて、また鳥が戻ってくるような家にしたいという願いをこめてドメーヌの名前としたそうです。実際に畑を購入したのは1998年で現在は、ビオロジック栽培でピュアで可愛らしい魅力的なワインを生み出しています。ジャン・イヴ・ヴァンテが目指しているワインは、飲んで素直に「おいしい!」と思えるようなワイン。

販売店:尾張一宮・河野酒店

¥3,360 送料別
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