ルー・デュモン コルトン[2003]

ルー・デュモン コルトン[2003] 今飲んで91 ポテンシャル93飲み頃予想 2009〜2023 リアルワインガイド14号仲田晃司。大学生時代にアルバイト先のフレンチレストランでワインに出会い、「いつか自分の手でワインを造ってみたい」という夢を抱いた青年は、1995年、頼るつてもなく単身渡仏。フランス語の勉強をしながら各地の醸造家の門を叩いて修行を重ね、2000年7月7日、ブルゴーニュの地にルー・デュモンを設立しました。 仲田さんのワイン造りを特徴付けているのは、まさしく日本人職人的と言うべき、周りがあきれるほど細部まで徹底的にこだわる仕事への執念です。仕込むワインのテロワールや個性を研究し尽くした上で、樽の選定眼や熟成方法を駆使してワインを磨き上げます。 2003年5月、在りし日のアンリ・ジャイエ翁より「自分自身のアイデンティティをワインに表現せよ」との薫陶を受け、「日本人であるということ」「自然と人間に対する真摯な尊敬の念」の象徴として、「天・地・人」が生まれました。 「ワインを通じてアジアの架け橋になれればと願っています」という仲田さん。現在ルー・デュモンのワインは、日本、韓国、台湾、中国、香港、シンガポールといったアジア諸国を中心に販売されています。 収穫の時にいろいろな生産者を訪問しましたが、どこへ行っても見事に完熟したぶどうばかりで感動しました。 でもだからこそ、買い付ける造り手は例年以上に精査しました。 2005年のぶどうはとにかくポテンシャルが高いというか生命力にあふれていて、 このポテンシャルを活かして自然にワインにするべきだと決心しました。 「何もしない」ことを醸造方針とし、新樽比率を少し上げた以外は、本当に極力何もしませんでした。 できるだけリリースしたてからすぐに楽しめるワインをお届けしたいという思いがあり、 例年よりも長く熟成させて落ち着かせ2008年1月に出荷を開始しました。 もう十分楽しめるようになっておりますが、 なにしろ潜在力の大きなヴィンテージですので、 ぜひデキャンタージュして飲んでいただけますよう、 お客様にお伝え下さいませ。 仲田晃司 今では市場ですっかりお馴染みになったメチャクチャいい人の仲田氏のルー・デュモン06年は相変わらずいい。 もうどんな天候のヴィンテージだろうがいつも決まっていい。これは仲田氏の不断の努力と情熱に他ならない。 そしていつも決まって値段はその品質からしてもお手頃だ。本当に素晴らしい生産者だと心から思う。 中略 ユーロが高騰を続けていた時期の06年だが、現在のユーロ下落を考慮して05年 ものより価格を下げている。頭が下がりまくりだ。 リアルワインガイド25号

販売店:ワインマルシェまるやま

¥11,161 送料別
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