【マラソン1207P10】QUODDY TRAIL MOCCASIN(クオディ・トレイルモカシン)/#501 blucher moccasin/brown chrome

【マラソン1207P10】QUODDY TRAIL MOCCASIN(クオディ・トレイルモカシン)/#501 blucher moccasin/brown chrome <QUODDY TRAIL MOCCASIN>「クオディ・トレイル・モカシン」1900年代初頭からL.L.ビーンのモカシンを作り続けてきた手縫い職人であったShorey一族が起こしたハンドソーンモカシンのメーカー。一昔前まではアメリカ製のハンドソーンモカシンはそれほど珍しいものではなかったが、いまやその大半が姿を消してしまった。「L.L.ビーン」本店においてあるモカシンですら、「Quoddy Trail」のものを除くとすべてが海外生産である。まさに世界遺産とでも呼びたくなる。いまや数少ないmade in U.S.A.のハンドソーンモカシンメーカーなのである。そもそもメイン州には「L.L.ビーン」に「セバゴ」と、ハンドソーンモカシンのメッカであった。かの「オールデン」や「アラン・エドモンド」といった高級シューズメーカーもメイン州が発祥である。まさに靴産業の拠点であった。「L.L.ビーン」や「ウルヴァリン」など大企業の下請けとして手縫い需要があったわけだが、現在では価格戦略などの影響で、そのほとんどのモカシン製造の拠点はブラジルやインド、中国に生産拠点を移している。それに伴い、メイン州では多くの技術者たちが職を失っているのが現状だ。そんな中、それでもMade in U.S.A.を貫く同社には、「L.L.ビーン」や「ラルフローレン」からの依頼が絶えることがない。「いいモカシンとはどういうものか。」 1.ソールが1ピースであること 2.靴の前後左右が革繊維の前後左右方向と一致していること 3.ハンドソーン(手縫い)であること1)に関しては足を靴下のように包み込む、モカシン構造の基本中の基本である。現地ではソールにゴム底を張らない、ダブルソールの革底がポピュラーである。スキンステッチという難しい縫製技術を要するこの仕様は、森の中や芝生の上を歩いても音がしにくいために、ハンターたちから絶大な支持を得ている。2)に関しては牛の革は頭-尻の前後には伸びないが、左右方向、つまりおなかまわりの横方向には伸縮性がある。これを利用して足へのフィット感を高める。3)本当のハンドソーンとは、一つ一つコンディションの違う革を手で触りながら、位置と感覚を調整しながら穴を開け、締め付け具合を測りながら手縫いしていくべきものである。手縫いこそが絶妙なフィット感を生み出す。かかとのキッカーもフィット感を生む重要な作業なのである。(原皮供給に関しては 殆どが「ホーウィン社」からの供給になる)なるほどここに手縫いにこだわる理由がある。高価でも手間がかかろうともこの靴作りの伝統はなんとしても守り抜かねばならない。最後の工程はソール縫い付けである。年季の入った50年以上前のミシンで縫いつける。★メイン州で伝統製法により熟練職人により一点一点手作りされる、<Quoddy Trail Mocaasin>「クオディトレイルモカシン」社のモカシン。手にすればそのぬくもりにしばし見とれることだろう。そして手縫いのステッチの奥にメイン州の手縫い職人を見るだろう。しかし残念なことに、このすばらしきアメリカのモカシン作りの文化が今絶滅に瀕している。コスト高とともに大手メーカーは次々と海外に工場を移し、メイン州の靴工場も最近はめっきり少なくなった。細くとも切れることなくハンドソーン・モカシンの文化を末永く守っていきたい。<RUSSELL MOCCASIN>「ラッセルモカシン」ファンにもぜひお勧めします。ホーウィン社製クロムエクセルを使用。●素材:leather●カラー:brown chrome●made in U.S.A.⇒その他のQuoddy Moccasin製品はこちらをCLICK!!

販売店:travels (トラベルズ)

¥30,450 送料別
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