大正浪漫硝子

大正浪漫硝子 商品スペック商品名:大正浪漫硝子サイズ:口径:7.1cm、高さ:6.6cm容量:144ml硝子職人の技が生み出す和の文様のグラス大正浪漫硝子は明治・大正時代に盛んに使われた「乳白硝子のあぶり出し技法」で作った半透明の乳白色が美しいグラス。特殊な原料が入った硝子を使い、急激な温度差を与えるとオパール色(乳白色)に発色するという性質を生かし、さまざまな紋様をガラス器に浮かび上がらせる。この技術は日本独自のものなのだが、大正以降、第二次世界大戦などの時代を経るなかでほとんど作られなくなってしまった。それを約30年前、廣田硝子が復活させ今に蘇らせた。西欧的な硝子技法を取り入れつつ、日本の匠の技で作る吹き硝子はまさに大正ロマンの香り。日本独自の伝統工芸で、同社の廣田達朗社長は「海外へ持っていっても見たことがないという人が多い」と話す。一見しただけでは乳白色の柄模様が入ったグラスだが、これはそう簡単にできる技ではない。 模様の金型を使うことで透明な部分と乳白色が美しいコントラストとなるのだが、廣田社長は「硝子は吹いて下から膨らませるため、最初は長細い形をしていますが、そこからさらに膨らまして伸ばし、きっちりと四角い形に仕上げるにはいい金型を作るための投資も必要です。また、あぶり加減もひとつ間違えるときれいな模様にはなりませんから職人の高い技術も必要です」と説明する。手に取ると市松や水玉など柄に沿ってぼこぼことした感触がある。透明な所はへこんでおり、出っ張った山の部分は乳白色。金型で火が直接当たる山の部分が白くなるのだ。市松、水玉、十草、波、つなぎ格子といずれも日本古来の文様が浮かんだ小ぶりのグラス。柄の感触を手で確かめながら日本酒や焼酎を味わうもよし、また冷たい麦茶を入れたり、ソーメンや冷麦のそば猪口にしたりと使い勝手も抜群だ。目にもさわやかな大正浪漫のガラス器が涼を運んでくれそうだ。専用の箱に入れてお届けします。※ギフト対応はしておりません。カラーバリエーション市松水玉十草波つなぎ格子※お客様のモニタの色設定やパソコンの画面設定等によって、モニタ上の色と実際の製品の色に差が生じる場合がございます。あらかじめご了承ください。乳白硝子のあぶり出し技法(1)吹き竿に溶けた透明なガラスを少量巻取り、その上にオパールガラスを巻きつけベースを作る(2)そのベースを凹凸のある模様の金型に吹き込んで、凹凸のあるガラスのタネを作る。この時にうっすらと模様が浮き上がってくる(3)模様の凹凸のついたガラスを高温の釜の中に入れ、冷めて硬くなってきたガラスを熱によって再び柔らかい状態にする。だんだんと柄がオパール色に浮き出てくる(4)柔らかくなったガラスをグラス型の金型に回しながら吹き込む。凹凸のあったガラスの表面が型になじみ、表面はつるつるになる。またその時、型に触れた温度差により急激に冷やされ、オパール色がさらに発色。絵柄が浮かび上がる(5)ガラスの不必要な部分を切り落とし、切り口をバーナーであぶって滑らかにする。2時間ほど冷やして完成関連商品(清涼グッズ)江戸硝子「十草」(ウォーターボトル)江戸硝子「十草」(ロックグラス大)江戸硝子「十草」(ロックグラス小)江戸硝子「十草」(ショットグラス)江戸硝子「十草」(ビールグラス大)江戸硝子「十草」(ビールグラス中)江戸硝子「十草」(ビールグラス小)大正浪漫硝子

販売店:産経ネットショップ

¥2,100 送料別
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