トリンバック ゲヴルツトラミネール[2009]

トリンバック ゲヴルツトラミネール[2009] “Traminer”(トラミナー)という品種が北部イタリアから運ばれて、アルザスで栽培が始まったのが1511年頃です。1870年に最初にクローンの選別に取り掛かり、それ以来スパイシーなトラミナーという意味の“ゲヴュルツトラミネール”と呼ばれるようになりました。輝きがある色合いで、ライチやスパイスを思わせる香りがあります。味わいは豊かで、力強く、芳醇で、とろみがあり、その余韻は辛口でスパイシーさが残ります。アルザスのゲヴュルツトラミナーは非常にバランス良く、5年は熟成させることができます。アペリティフとして、また燻した魚料理に合わせても良いと思います。また中華料理やカレーなど、スパイシーな料理には最適です。有名なマンステールなどの強い風味のチーズに合わせるのを好みます。リックヴィール村のブドウ栽培農家として、1626年にその歴史の始まりを刻むトリンバック家が、現在のリボヴィレ村に移り、ワイン醸造業者としての名声を博すようになったのは19世紀末。フレデリック・エミール・トリンバックの時代になってからです。彼は1898年、ブリュッセルで行われた国際品評会にワインを出品し、最高位の賞を受けました。F. E. トリンバック社は現在14ヘクタールの自社畑を所有し、近隣の優秀な栽培農家からブドウを購入しつつ、年間8万ケースのワインを造っています。生産量の80パーセントは海外に輸出され、とくにアメリカ市場において、全アルザス・ワインの3分の1のシェアを占めています。

販売店:ワインマルシェまるやま

¥2,614 送料別
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