リュリー・サン・ジャック・ブラン[2009]/アー・エ・ペー・ド・ヴィレーヌ【0603superP10】

リュリー・サン・ジャック・ブラン[2009]/アー・エ・ペー・ド・ヴィレーヌ【0603superP10】 【白】【フランス:ブルゴーニュ】【ACリュリー】【アルコール度数:12.5%】【容量:750ml】Domaine A. et P. de VILLAINE ドメーヌ・ア・エ・ペ・ド・ヴィレーヌ ロマネ・コンティの経営者が生み出す 群を抜く赤と白 ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ社の経営者が運営するドメーヌ。 ドメーヌの名称のAはオーベールの頭文字で、Pは伴侶パメラの頭文字です。 現在ドメーヌは、当主オーベールと甥にあたる30代半ばのピエール・ド・ブノワ (オーベールの妹の息子で、サンセール出身)が取り仕切っています。 20ヘクタール弱の畑を所有し、「ブズロン」が半分以上を占めています。 ブズロンはシャロネーズ地区の最北端に位置し、アリゴテ種のワインのみが このアペラシオンを 名乗ることができます。 (1997年、それまでのブルゴーニュ・アリゴテ・ド・ブズロンから 単独のブズロンに格上げとなった)  ブズロンは広さ60ヘクタールほどの非常に小さい畑です。 畑は270メートルから350メートルの斜面にあり、コート・ドールに較べ若干高めの 標高ですが、そのテロワールはコート・ドール、なかでもアロース・コルトンに よく似た地質の構成となっています。 ドメーヌでは最大限テロワールを生かす取り組みがなされていて、 現在ぶどうの栽培は完璧なビオ。 1986年よりビオロジークでの耕作を開始、 10年後の1996年には正式な認証を得ています。 選果は畑でしっかり行い、白は温度コントロールされたイノックスのタンクで アルコール発酵、その後、フードルと若干のピエスで熟成させます。 赤の醸しは木製の開放の大桶で、ピジャージュも人手、その後ピエスで熟成、 (新樽の割合はヴィンテージ毎で様々) そしてフィルターをかけずに瓶詰めしています。 SO2の使用比率も低く抑えているのが、味わいからも体感できます。 フラッグシップのブズロンは素直な果実風味に溢れた滑らかな味わいのワインで、 アリゴテ種独特の酸味も他の要素とうまくバランスされ、 非常に心地よい仕上がりとなっています。 ブルゴーニュ・コート・シャロネーズ(それぞれのラベルに記されているクルー、 ディゴワーヌ、フォルテュヌはリュー・ディの名称)は 赤、白ともにブズロンの すぐ南の斜面から生まれますが、どれも構成要素にまとまりの感じられる 調和のとれたもので、アフターもしっかりしています。 リュリーは、南のマコン、プイィ・フュイッセとは明らかに異なる酒質で、 例えるならば、ピュリニーのキャラクターを多少細身にしたタイプ。 リリースされてすぐよりも多少熟成させてからのほうが、その持ち味が開花します。 またメルキュレでは、ニュイ・サン・ジョルジュに由来するピノ・ファンの株を用い、 コート・ド−ルの赤と同じく、15年から20年の熟成は楽に可能です。 赤、白ともに、いかにワインにテロワールを表現させるかという点においての仕事は、 経営者として携わっているDRCと同列にあることを 強く感じさせてくれる水準の高さです。 ブズロンのエキスパートとして、 その酒質には端倪すべからざるものがあるドメーヌですが、 インポーターからの情報によると、 なぜか品切れになるのは赤からなのだそうです。(^^ゞ

販売店:金沢マル源酒店

¥2,730 送料別
???
このジャンルのトップへ戻る